こんにちは。マリアージュカウンセラーの斎藤芳乃です。
デパートでも満開の花を思わせる明るい色の洋服やバッグが並ぶようになり、いよいよ心浮き立つ春が近づいてきましたね。その変化は私たちにも「綺麗になりたい!新しい恋を呼び込みたい!」といった気持ちを与えてくれます。
今回は、素晴らしい出逢いを引き寄せるために、人から「あっ」と違いを感じてもらえる「雰囲気美人になる方法」をお伝えしていきます。
実は、特別なことをしなくても......例えば、服装を劇的に変えたり、メイクをばっちりしてみたり、資格をとったり、といった大きな変化をしなくても、今すぐに雰囲気美人になることはできるんですね。
●人は相手を「イメージ」で判断しているなぜ人は誰かに、その人の容姿以上の「雰囲気美人」を感じるのでしょうか?
実は、人間関係というのは、「お互いに相手のことを正確に知って、理解しあって関わる」のではなく、ほとんどが「相手のイメージ」と関わっています。
毎日顔を合わせる時間が長く、日常生活のことまで知っている家族なら別ですが、会社で顔を合わせる人や、趣味の場所や学校・取引先の人、友人でさえも、ほとんど「相手のすべてを知っている」わけではありません。つまり、人は相手の現実のすべてを知って判断しているのではなく「自分自身が接する相手の断片をつなぎ合わせたイメージ」によって、その人を判断しているんですね。雰囲気美人かどうかは、このイメージによるのです。
そして、髪型や服装といった外見では無く、ある「要素」が雰囲気美人を感じさせるポイントなんですね。
●「美人の雰囲気」で見違えるほど魅力的にここで、実例をあげてみたいと思います。
クライアントのAさんは、しばらく会っていなかったお友達と待ち合わせしたときに「Aさんが綺麗すぎて、最初誰か分かりませんでした」と言われたことがありました。
Aさんは特に髪型が変わったり、服装も変化したわけではなかったのですが、約2か月ほどの間に、内面の変化があり、Aさんの表情や雰囲気が変わっていたからなんですね。
Aさんの内面の変化と、相手に与えるイメージの変化について、特徴的ないくつかを挙げてみると次のようなものでした。
○不安や恐れ、焦りから来る「こうしなければ」という義務感がなくなり、自分自身が楽しんだり「ぼーっと」することができるようになった。その結果、きょろきょろしたり必要以上に周囲の人に対して構えることなく、ふんわりと話せるようになった。
○人の顔色を伺ったり、相手の言っていることに「答えなければ!」と脅迫的に緊張するのでは無く「別に話すことがあれば話せばいいよね」と思えるようになった。その結果、穏やかにほほえんでいられるようになった。
○気を遣わなきゃ、相手に何かをしなきゃ、という必要以上のサービス精神から来る相手への「やり過ぎなくらいの会話」をやめて、間をとれるようになった。その結果、落ち着いた感じが出てきた。
○人間関係で焦らなくなったことで「元気だった?」など、相手の心に寄り添ったり、相手をさりげなく気遣うような、優しいペースで穏やかに話しかけられるようになった。
○必要以上に自分自身のことを「ダメだ!」と否定しなくなったために、「ああ、そっか、どんな自分でもいいんだよね」というようにゆったりと構えていられるようになった。その結果、物事を肯定的にとらえることができ、その場の会話や起きる出来事を楽しめるようになった、など。
このようにAさんの状態を見ても、どちらが綺麗に感じるか、「感じ良い」と感じるか、「優しく、女性らしい」と感じるか、話しかけたいか、一緒にいたくなるか、楽しいか、これは明確だと思います。
●基本は自分を満たすこと、自分への許しそして、これらの雰囲気美人を達成するために必要なことは、「自己否定をやめて自分を許すこと」です。
できないことがあってもいいよね、と完璧ではないことを許したり、欲しい物があったときに「これが欲しいんだね」と自分に与えることを許すことで、こうした雰囲気を持った女性になることができるんですね。
他人に気持ちを向けすぎるのではなく、いつでも自分自身のハートを満たすことにベクトルを向けてあげる。
あなたという人を否定するのではなく、許してあげていますか?
たったそれだけで、人から美しいと思われる雰囲気が生まれることを忘れずに、あなた自身を大切にしてあげてくださいね。
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