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「いつも調子がいい」をつくる、春に始めたいアーユルヴェーダ

2015/03/09 00:00 投稿

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インドの伝承医学として知られるアーユルヴェーダ。その考えを取り入れたコスメや美容法をよく目にしますが、医学というだけあって少し敷居の高さを感じます。ところが、アーユルヴェーダはすでにわたしたちの日常に馴染んでいて、取り入れることは意外に難しくないのです。

「いつも調子がいい」をつくること

六本木のアーユルヴェーダサロンRelarge代表、今村瑛理さんによると、

「医学という言葉から伝統的な治療法のような印象を受けますが、アーユルヴェーダは健康で理想的な心と体の循環を目指す予防医学です。日常の暮らしで体内に入ってくる食品添加物やストレスなどのさまざまな毒素(アーマ)を体外へ出し、いつも調子がいい状態をつくる考えやメソッドを言います」

とのこと。 

各国のセレブが実践していることで人気に火が付いた「オイルうがい」や、最近注目の「白湯で体内洗い」など、普段何気なく取り入れている美容法や健康法もアーユルヴェーダそのものなのです。

「いまの時期、トリートメントでよく使う"ごま油"は、花粉症対策にも役立ちます。アーユルヴェーダでは、ごま油は体内の不要な成分を取り除くと考えられているのです」

と今村さん。調べてみると、花粉症対策としてごま油で鼻を洗浄する人もいるようです。

簡単トリートメントオイル

トリートメント用ごま油は、家庭で簡単につくれます。100%ごま油を鍋に入れて火にかけ、90℃を超えたあたりで火を止めて、ボトルに入れて冷ますだけ

オイルを肌に塗るとベタベタが気になるという人は、ぬるま湯に溶かしたひよこ豆粉をパフに取ってオイルを拭き取れば、保湿感を残しながらもベタベタを軽減できるそう。今村さんのサロンでは、その他にも自宅でできるアーユルヴェーダをたくさん教えてくれます。 

自分のドーシャを知る

また、アーユルヴェーダには体のエネルギーバランスを整える「トリ(3つの)ドーシャ」という考え方があり、体質や性格ごとに、ヴァータ・ピッタ・カパという3タイプにわかれます。自分がどのタイプかを確認してからメソッドを取り入れることが、より良い効果を得るために大切。気質チェックは「ドーシャ 診断」などのワードで検索すると、チェックできるサイトが多数あります。

ヴァータ(風の気質)......やせ型で太りにくく、軽快に動き、話す活発タイプ。2:00~6:00、14:00~18:00、梅雨時期や台風の日に体調が乱れやすい。活発でエネルギー消費量が多いので、定期的な休息と食事が必要。

ピッタ(火の気質)......よく食べる人、中肉中背の人に多く、鋭い分析や問題解決力が高い。10:00~14:00、22:00~2:00、30~60歳の頃に体調が乱れやすい。自己主張がハッキリしているので、攻撃と勘違いされないよう意識することが大切。

カパ(水の気質)......大柄、色白、太りやすい人に多い。物事に動じない、努力家。6:00~10:00、18:00~22:00、春は体調が乱れやすい。愛情豊かな癒しキャラ。

どれかひとつに当てはまることもあれば、2つ、3つともに当てはまる場合もあります。トリドーシャを知ると、自宅でマッサージをする際のオイルやフレグランス選びにも役立ちますよ。

なんだかアーユルヴェーダがとても身近になってきました! さっそく今日から意識して、楽しくヘルスケアを始めようと思います。

今村瑛理

アーユルヴェーダサロン「Relarge」代表。アーユルヴェーダセラピスト、歯科衛生士、ジュエリーデザイナー、レイキヒーラー、占い師(数秘術)。

歯科衛生士をしていたある日、西洋医学だけに限界を感じ、体の本質や健康とは何かを考えたときにアーユルヴェーダの存在を知る。数秘術のスキルを生かした個性に寄り添うトリートメントが評判。「若すぎる六本木の母」との異名も。雑誌モデルや美容業界の顧客多数。美のメソッドを共有するイベント「Beauty Night」主催。 

Relarge

Morning via Shutterstock

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