冷えきった朝でも、疲れきって帰宅したときでも、1輪の花を目にするだけで心がおだやかになります。私たちに笑顔と安らぎを与えてくれる彩る生花ですが、すこしでもキズのあるものやかたちの良くないものは活躍の場を与えられず、捨てられてしまうことを知っていますか?
捨てられてしまう花に活躍の場を捨てられる花に着目したのがシューズ&アクセサリーブランドの「MABATAKI美雨」です。「物を大切にするきっかけのものをつくる」というコンセプトをもち、生け花などで使われずに捨てられてしまう花をドライフラワーにしてシューズのヒールや飾りに使用しています。
花をプラスチックに閉じこめたアート作品のようなシューズは、靴本体にも廃材を活用。ペットボトルを再利用したエコ生地や、高級レザーの端切れを活用し、捨てられる運命にあった素材に新たな命を吹きこんでいます。動植物の命をできるかぎり「活かす」というポリシーから、利益の一部は、動物の殺処分を減らす運動に役立てられています。
職人の手しごと「MABATAKI美雨」のシューズは、日本の職人がひとつひとつ丁寧につくりあげる点にも注目。「とにかく靴が好きで、こだわりの靴づくりを大切したい」と切に願う職人さんが製作を担っていて、まるでその強い思いが靴にオリジナルな風合いを与えているかのようです。
花を閉じこめたアクセサリー
大量の花が処分されていく現実に心を痛めていた生花店。こだわりの靴をつくり続けたいと願う職人。そして、大量生産、大量消費の世の中で「ものを大切にする暮らし」を提案する「MABATAKI美雨」。三者それぞれの願いがつまった靴やジュエリーは、身につける人に「ものを慈しむ心の大切さ」をふたたび気づかせてくれます。
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