そんなドキッとする話を教えてくれたのが、開運料理人・ちこさんです。ちこさんの著書『運を呼び込む 神様ごはん』(サンクチュアリ出版)には、このようなことが書かれていました。
冷蔵庫の中身は「無意識」を表す、と言われています。
冷蔵庫の中身がゴチャゴチャとしていたら、自分の「無意識」も乱れている、ということ。
つまり、冷蔵庫をキレイにしたら、自分の「無意識」もクリーニングされ、スッキリとした気分になるということです。
(『運を呼び込む 神様ごはん』P33より引用)
冷蔵庫には、口にするための食材しか入っていないはず。それが消費されずに残ってしまうのは、いのちを粗末にするようで残念です。またそれが無意識の状態ということであるなら、面倒がらずに意識を向けて庫内をキレイにしたいものです。
冷蔵庫をキレイにして無意識もクリーニングそこで本書では、定期的に冷蔵庫のリセットをする日を作ることを提案しています。早く使ったようがよい食材を一気に食べきる日をもうける。そうして冷蔵庫の中身を意識的にキレイにすることでスペースがうまれ、新鮮な食材がまたそこに入るわけです。
この考えかたは、モノへの執着を捨てて、身の周りをキレイにすることで心もスッキリする「断捨離」や、心の中にしまっていた傷を浮き出すと同時に流すといったタイプの「瞑想」にも通じます。
断捨離や瞑想をするように、自分の体の一部となる食材を預けている冷蔵庫にも、もっとていねいに意識を向けたいと思います。
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