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ハッピーを呼び込む! 試してみたいラッキージンクス

2015/02/17 22:00 投稿

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映画『スコルピオンの恋まじない』は、犬猿の仲の男女が、インチキ催眠術によって惹かれ合っていくというストーリー。効果なんてあるはずもないのに、不思議と相手を意識してしまう二人と、それに振り回される周辺の滑稽さを描いたウディ・アレン監督の作品です。

催眠術とまでは言わないものの、占いの結果によって気分が左右された経験は誰にでもあるでしょう。自分の気持ちを前向きにするために、ふとしたときに選ぶラッキーナンバーや、仕事で気合いを入れるときに着る勝負服などがある人も多いと思います。

「ジンクス」とよく言いますが、この語源はギリシャ語のイユンクス。キツツキの一種で、古代ギリシャでは魔術に用いられた鳥のことです。これがいつしか、不吉なことや縁起が悪いことだけでなく、良い意味を持つ言葉にも変化していきました。火を一気に吹き消すと願いごとがかなうというバースデーケーキも、実はギリシャが起源。月に模した丸い菓子と、月光をイメージしたロウソクは、月の神アルテミスにささげるためにつくられたものです。

このように、わたしたちは日々、さまざまなジンクスに振り回されたり、楽しんだり、力をもらったりしたりしています。茶柱が立つとよいことがある、というのは、日本では良く知られたラッキージンクス。これと同じように、世界には、その地域ならではのユニークなジンクスが伝えられています。

試してみたい世界のラッキージンクス

まずは、願いを叶えるメキシコのジンクス。

メキシコでは抜けたまつげを見つけたら、にぎりこぶしの上にのせて、目をつぶって3回息を吹きかけながら、心の中で願い事をします。

(『願いごとのえほん 幸せを呼ぶ世界のおまじない』/あすなろ書房 P28より引用)

次は、インドとアイルランドの幸せのアイコン。

学校で使うノートや日記帳に、クジャクの羽をはさんでおくと、願いがかなうと言われています。(中略)願い事は秘密にしておかなくてはいけません。

(『願いごとのえほん 幸せを呼ぶ世界のおまじない』/あすなろ書房 P28より引用)

アイルランドでは、白い綿毛をつけたタンポポをつみ、願いごとをとなえながら、ふーっと息を吹きかけ、綿毛を飛ばします。ひと息で綿毛をみんな飛ばすことができたなら、その願い事はかなうと言われています。

(『願いごとのえほん 幸せを呼ぶ世界のおまじない』/あすなろ書房 P15より引用)

また、結婚にまつわるラッキージンクスが豊富なのがイギリス。

新婦の左足の靴に6ペンスコインをいれると生涯お金に困らない」とか、「ウェディングケーキの中に入れておいたビーンズが当たった人はハッピー」、果ては「結婚式の朝に猫がくしゃみをしたら夫婦で幸せになれる」なんて可愛いらしいものも。そして、そもそもウェディングケーキが、菓子を積み重ねて子孫繁栄を願うという、ジンクスを起源にしているのです。

最後に、クリスマスを夏に迎えるオーストラリアのジンクスを。

クリスマスプディングの生地は家族全員で作ります。東の方角から西の方角に向かって、3回生地をまぜながら、願い事をとなえると、願いがかなうと言われています。

(『願いごとのえほん 幸せを呼ぶ世界のおまじない』/あすなろ書房 P24より引用)

「願い事をかなえたい」という気持ちは世界共通のよう。結果に振り回されず、楽しみながら実践できたらいいですね。

嬉しいことや楽しいことがあったとき、その前にとった行動やしぐさを思い出してみれば、自分だけのラッキージンクスも見つかるかもしれません。

願いごとのえほん 幸せを呼ぶ世界のおまじない

blonde-with-dandelions via Shutterstock

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