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男と女はわかりあえないのかも......。そんな不安を解消するヒント

2015/01/30 18:30 投稿

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お互いに嫌いじゃないのに、通じ合えない壁がある、それが男と女。「どうして男って無神経なの?」「こんなに言ってもわかってくれないなんて、相性悪いってこと!?」と心の中でつぶやいてしまうこと、あるのではないでしょうか。そんな男と女の違いを分析......と言っても、すでにさまざまな方向から分析した本がたくさんあります。 現実に通じ合うためのスキル

それでも、いまだに男女の溝は埋められていないということは、けっきょく男と女は違う生きものなんだから、どんなに頑張ったってわかりあえないってことなのでしょうか。『察しない男 説明しない女』(五百田達成 著/ディスカヴァー・トゥエンティワン)では、違いを分析するだけでなく、現実的に通じ合うためのスキルを提示してくれています。

本書でいう男・女とは、性別的なものではなく、コミュニケーション上の「カテゴリ」だと思ってください。

(『察しない男 説明しない女』P5より引用)

つまり、男女であれ、男どうし・女どうしであれ、その「男っぽい部分」と「女っぽい部分」がコミュニケーションするときにすれ違う理由を考えてみよう、ということです。

確かに、自分の中の「男っぽい部分」と「女っぽい部分」を観察しながらその違いをみていくと、女性だからこうだ、と決めつけられてしまうよりもずっと、男性への理解がすうっと沁み込むようにわかってくる感じがするのです。

男は成長したがり、女は変身したがる

(『察しない男 説明しない女』P41より引用)

ゲームに例えると、男性はシューティングゲームが得意で、女性はシュミレーションゲームが得意、ということかもしれません。

このことを頭に置いてみると、「わたしは新しい自分になりたいのに、どうして『やめたほうがいい』なんて言うの?」と男性に文句を言うのではなく、男性が目的達成したがる「習性」を考慮に入れて、「こんな人間になるって目標があるから、今わたしは変わる必要があるのよ」と伝えれば、理解してもらいやすくなるかもしれません。

相手を変えようとせずに、理解し合うこと

男のほうがロマンチストで、女のほうがリアリスト

(『察しない男 説明しない女』P92より引用)

これは、たとえば、男性が「手作り(だけどちょっと味が足りない)ケーキ」をプレゼントしてくれたとき、女性は「そんな手間をかけるより、あの店のケーキが食べたかったのに」というすれ違いとして現れるものです。

この種の壁は、お互いに相手が何を大切にしているのかを察することで、崩していくことができるのではないでしょうか。

思うに、男と女が理解し合うために大切なこと、それは、相手を変えようとしないことじゃないでしょうか。

もっと私を理解して! と迫るのではなくて、相手の気持ちに寄り添いながら、自分の気持ちを伝えること。それが最大のコツなんじゃないなかとこの本に教えられた気がします。

察しない男 説明しない女

couple-in-love via Shutterstock

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