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ダイエットが続かないんです......。自制心の仕組みを知って、痩せ体質に

2015/01/18 23:30 投稿

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買い物に行くと財布に現金がないのに、必要以上にカードで買ってしまう。ダイエットをすると決めたのに、どうしても続かない。日常のどこにでもあるちいさな「葛藤」はなぜ起こり、どうして私たちはセルフコントロールを失ってしまうのでしょうか。

糖分不足のせい?

DIE WELT」によると、セルフコントロールが効かなくなる原因のひとつに、脳を動かしているグルコース(糖分)が足りなくなることが挙げられるといいます。

ニューヨークのコロンビア大学とイスラエルのベングリオン大学が共同でおこなった調査で、食事前と食事後では、裁判官の執行猶予の申請率が著しく異なるという実験結果が出たのだそう。

具体的には、

経験豊富な裁判官8人による1000件以上の裁判を調査。裁判官の食後すぐに裁判が行われたケースでは、平均65パーセントの執行猶予申請があったにもかかわらず、食前ではそれが10パーセント以下まで下がりました。

DIE WELT」より引用

この結果から研究者たちが推測するのは、食前で脳のグルコース量が低下すると、セルフコントロールに影響が出るのではないかという点です。本来、公平な判決を下すべき存在の裁判官ですら、グルコースの量が下がるとセルフコントロールが低下し、意思決定にまで影響がでるのではないか、とこの調査を行った研究者たちは考えているのです。

もちろん、個々の裁判の内容にまで踏み込んで調査する必要がありますが、とても興味深い結果なのではないでしょうか。

自制心を保つ方法

この調査結果が示唆するのは、セルフコントロールを保つヒントが、脳のグルコース量を低下させないこと。そのためには、一般的に朝・昼・晩のバランスのいい食事を摂り血糖値を安定させることが大切だといわれています。

ダイエットしたいのに、自分の気持ちに負けてしまう。そのようなセルフコントロールの効かなくなる事態を避けるには、やはり規則正しい食生活が秘訣だと言えます。

そうして自制心を保てば、ダイエットや貯金といった目標を達成することも難しくなくなるでしょう。

DIE WELT

photo by Thinkstock/Getty Images

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