疲れた目を癒す「トラータカ」
「トラータカ」とは、意識を一点に集中させ、疲れた目を浄化するとともに目の機能も強化するという、ヨガにおける浄化法の一種。視覚から集中力を高めることで、神経をおだやかに落ち着かせる作用もあるのだとか。実践方法ですが、
やり方は簡単。目の前の対象物を、まばたきせずに涙が出るまで、ただじっと見つめればいいのです。目が痛くなったら閉じ、まぶたの裏や眉間の上あたりに残像を感じることで、集中力がさらに高まります。
(『DVDつき 深堀真由美のからだスッキリ ヨガプログラム』P72より引用)
見つめる対象物は、自分がきれいだと感じるものを選べばOK。とくにルールはありませんが、月や星、太陽(ただし、強い直射日光はNG)、自然の草花などが適しているそうです。
夜はろうそくを使うのがおすすめ目の疲れにいいといわれるろうそくの炎。「燃やす」という現象にはまた、過去のイヤなことを燃やすという象徴的な意味も含まれています。気候や環境にかかわらず、夜に行うには最も手軽な方法。
(『DVDつき 深堀真由美のからだスッキリ ヨガプログラム』P72より引用)
とのことで、夜寝る前などに自宅でくつろいで行いたい場合は、ろうそくを使うのが良さそうです。筆者もろうそくで試してみましたが、じわっと涙が出てひとみが潤うときの感覚がとても心地良く、こころなしか気分もすこしスッキリとしたような感じがしました。
ドライアイで目薬に頼りがちのかたや、メガネやコンタクトレンズを外したあとのリフレッシュとしてもおすすめです。
girl-in-glasses, candle via Shutterstock
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