日本の食文化を代表する、お寿司という言葉。フランス人で知らない人は、かえって少ないのではないのかというほど、フランスの街中では「SUSHI」と掲げるレストランが目につきます。
ただ、日本人ではない外国人が経営しているお店も多いため、本来の日本のお寿司とは異なるものを「寿司」と解釈しているフランス人もいるよう。それでも、日本から発信された「寿司」が「SUSHI」となって世界中に広がっていくことはうれしいことです。
SUSHIがこんなに可愛くなった!Photo©rice cube
フランス人は、「アペリティフパーティ」といって、簡単なおつまみと飲み物を用意して、友人と過ごす時間を大切にしています。そのテーブルには「SUSHI」が並ぶことも。SUSHIの準備には、アジア系食品店の寿司キットとして売られている巻きすだれが使われます。ただ、巻きすだれで巻き寿司をつくるのは難しく、失敗してしまうことが多いのです。
そんなSUSHIを、もはやアートに仕上げることができるグッズ「rice cube(ライス・キューブ)」が今フランスで大人気。簡単に、美しくいキューブ状のSUSHIがつくれると話題なのです。
詰めるだけで完成
自在に大きさを変えられるキューブのなかにライスやネタを詰めこんで、最後に簡単に形を整えることができるこのツール。ライスを先に入れ、具を最後に入れても良いし、その逆でもきれいに仕上がります。
ビデオやサイトで紹介されているネタには、アボカド、シーチキン、ニンジンのほか、ラズベリー、チョコレート、鶏肉も登場。じつになどさまざまな具材が使われています。具材によっては、フレンチ風に仕上げ、ソースでいただくものも。仕上がったときの色合いは見事なものです。