こんにちは。マリアージュカウンセラーの斎藤芳乃です。
人生で幸せになるためにかかせない条件のひとつに「良縁を築くこと」があります。良縁を築くためには「人を見る目を養うこと」が大切なのですが、このポイントを間違ってしまって、恋愛でつらい想いをする女性もすくなくありません。
今回は、これを知れば、今まで失敗してきた恋愛のパターンががらっと変わってしまう「人の見る目を養う方法」についてお伝えしていきます。
●彼の長所？が、じつは苦しみの原因になってしまうたとえば「真剣な男性が好き」という女性が、真剣な男性を見初めたとしましょう。
真剣で真面目で情熱的というのは素晴らしいのですが、その真剣さが「相手の勢い」や「相手がなりふりかまわず自分の意志を貫こうとする在り方」だった場合、じつはそれが苦しい恋愛の原因になってしまうことがあるんですね。
表面的に見える相手の言葉や情熱が、じつは我が強いだけだった、はっきりと物を言うことも、じつは支配的だったということあるのです。
同様に、優しいと思って惹かれたけれど、たくさんの女性にたいして思わせぶりな態度をする人だったということや、楽しいと思ってつきあいはじめたけれど、計画性がなく人生の軸のない人だった......ということも起こりうるのです。
●人を見極めるときは、その背景まで見極めようこのように、第一印象や、その瞬間の相手を見て「その人自身がどんな人なのか」を判断してしまいがちですが、人を見極めるときは、その人のふるまいや言葉の勢いだけではなく、言葉に一貫性があったり、言葉と行動が一致していることであったり、だれにたいしてでも聞く耳をもっているといった、誠実な人間性を見ていくことが大切です。
たとえば真剣さは、決して派手でなかったとしても、口数が少なかったとしても、柔らかい物腰であったとしても、表れてくるものです。
第一印象で惹かれなかったとしても、時間をかけて相手のことを知ることで、裏表無くおたがいを開示し、丁寧に信頼関係を重ねていくことができる人だと、わかるかもしれません。
あるいは、耳障りの良いことを言えなかったり、寡黙であったとしても、自分のすべきことを淡々と成し遂げられる芯の強さを持っているかもしれません。
その人の本質も見ていくことで、ほんとうに自分にピッタリで幸せな恋愛ができるようになるんですね。
●人を見る目を養う2つのポイントそれでは具体的には、どんなふうにすれば、相手の本質を見抜くことができるようになるのでしょうか？それには、2つのポイントがあります。
○ 言葉や態度ではなく、相手の行動の一貫性を見ること。
言葉ばかりが素晴らしくても、飽きっぽかったり、誰にたいしても軽率に声をかける男性であれば、いずれ破綻してしまうでしょう。相手の言葉や、そのときの態度だけではなく「誠実な行動をしているか」「一貫性があるか」などを見てみましょう。
○ 時間をかけて見守る。
相手がどんな本質を持っているのかは、時間をおいて観察してみることで分かる場合もあります。だんだんと横柄な態度になることもありますし、逆に、はじめはぶっきらぼうでも、じつは思いやり深い相手だったと後から分かることもあります。
相手の第一印象や表面上の魅力ではなく、その人の本質を見ていくように心がけてみたとき、今までは気づかなかった素晴らしい愛にめぐり会えるでしょう。
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