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モヤモヤにさよなら。澄んだ心をくれる歩き方

2015/01/02 22:00 投稿

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最近じわじわと注目を集めているメディテーション(瞑想)。頭がすっきりして集中力が増し、リラックスできるので自分が本来もつ力をラクに発揮できるようになるといわれます。また、気やエネルギーの循環がよくなり、健康や美容にもいい効果が! 瞑想を日課にしているひとの目は輝きが違うともいわれています。

とはいえ、瞑想って難しそう......と敬遠してしまうひとも多いのでは? そこでおすすめなのが「歩く瞑想」です。通勤などの移動時間でできるので、時間のない人や、じっと座っているのが苦手な人にもぴったりです。

身体感覚にフォーカスする瞑想で気分すっきり

瞑想というと、考えごとをせずに無にならなければいけない、というイメージがありますが、じつは思考や感情を止める必要はありません。

思考や感情は、流れゆく雲のようなものだと思ってください。空を見上げれば、青空の部分もあるし雲もあります。どんな嵐の日でも、雲の上には青空が広がっています。でも、雲だけを見ない、そして、雲の中に入ってしまわない。これが瞑想です。つまり、自分の中に必ず存在する静けさ(青空)を感じながら、わいてくる思考や感情(雲)を「ああ、流れているな」と距離を置いて見る、ということです。

自分の中の静けさを感じるには「今この瞬間」に集中することが大切です。過去や未来どころか、1分前や1分あとのことにもとらわれずに「今この瞬間」に集中できたとき、心はとても静かになります歩く瞑想は、自分の身体感覚にフォーカスするので、初心者でもすぐに今この瞬間に集中することができます。

方法はびっくりするほど簡単。歩くときに感じる足の裏の感覚を観察するだけです。

<歩く瞑想のしかた>

歩きながら、足の裏の感覚を観察しましょう。かかとが地面につく衝撃、土踏まずの周辺が地面におりる感覚、つま先が地面をける感じ、そしてまたかかとが浮く感覚、というように、つぶさに観察していきます。両足を観察しても、片方の足だけでもOKです。

感情にとらわれずに、感情を見つめる

ポイントは、科学者のようにただただ観察すること。もし思考や感情がわいてきたら、「ああ、雲が流れてきたな」というように、そこにただ浮かべておきます。それでも、どうしても気になることがあるときは、「よし、空はいったん置いておいて、雲だけを見よう」と決めてから見るようにしましょう。思考にとらわれるのではなく、意思を持って向き合うことが肝心です。決してその思考や感情をなかったことにしたり、追いやったりしないようにしましょう。

いつでも、どこでもできる歩く瞑想。1日1分でもいいので毎日続けると効果的です。忙しいときや大事なプレゼンがあるときなど、ここぞというときは長めにやってみるといいでしょう。

次に歩くタイミングで、ぜひトライを。歩く瞑想で新しい自分に出会えるかもしれません。

walk via Shutterstock

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