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悩みがするするほどける「ひとりディベート」の方法

2014/12/30 23:00 投稿

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師走だからか毎日の忙しさもすでにピーク。こんな時は、いつもなら平気なことでもイライラしがちです。来年はこんな私にサヨナラしたい。そんな気持ちを叶えてくれる、とっておきの方法を見つけました。

紙に書いて、自分と相手の気持ちを整理

その方法は、「六角ディベート」というコミュニケーションテクニック。ディベートというと「言い負かしあい」の印象がありますが、じつは、自分の意見を整理して客観的に自分の悩みと向き合うことをいうそうです。今回は、国際ディベート学会の服部真子(なおこ)さんにレクチャーしていただきました。

1、悩みをひとつ紙に書きます。

例)上司になぜかイライラしてしまうのをやめたい。

 

2、悩みの原因になった「出来事」と、「自分が感じていること」を分けます。

出来事は具体的に、感情と結びつけずにまず書きます。そして、それらに自分がどう感じているのか、書き足してください。出来事は黒で、感じていることは赤で。そうすると、自分の悩みの原因は何か、はっきり見えてきます。同時に、自分の譲れない想いもはっきり分かってきます。

 

3、逆の立場に立って、同じことを紙に書いてください。

1の例なら、自分が上司だったらと思って、上司側から見た出来事と、どう感じているか、なりきって書いてください。あなたと相手の譲れないことが見え、解決が始まります。

 

4、青いペンで、これを見ていた人はどんなアドバイスをするか書いてください。

第三者の目線で二人の言い分を整理することで、自分と相手、そしてそれを見ている周囲が幸せになるためにどうすれば良いか、その解決策が見えてきます。このwin-win-winの関係を築きやすくするのが「六角ディベート」なのです。

自分を相手の立場で見てみると、自分の置かれている状況がわかり、なにが行きちがってイライラするのか見えてきました。理由がわかると、すうっと腑に落ち、ネガティブな怒りの要素もおさまりました。来年から悩みに振りまわされない、しなやかな女性になれそうな気がします。

[六角ディベート]

woman on the bed photo via shutterstock

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