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「会社でお昼寝」で効率アップ! グーグルもナイキも取り入れた睡眠マシン

2013/01/28 20:02 投稿

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夜ぐっすり眠れなかった次の日、仕事中にお昼寝ができたら、もうちょっとがんばれるのに......。
こう思ったことがあるひとも多いはず。

睡眠の大切さは、現代人なら誰もが痛感していること。
健康のためにはもちろん、仕事の効率を上げるためにも睡眠は重要です。

それは日本だけではなく、アメリカでも同じ。
アメリカの労働人口の30%は、平均睡眠時間が6時間を下回っており(推奨されているのは7〜9時間)、ハーバード大学医学部の調べによると、睡眠不足による慢性的疲労が、アメリカ経済に600億ドルに相当する生産力の低下を及ぼしているそう。

今まで多くのアメリカ企業は、社員の睡眠不足が生産力の低下だけではなく、うつ病、肥満、心臓病、ガンにかかる率を上げる、という事実を見て見ぬ振りをしてきました。ところが最近は、それを見直す企業が増えています。

たとえば、従業員の仕事の効率を上げるために、睡眠に関するワークショップ、不眠症の人のためのオンラインコーチング、そして勤務時間中の昼寝の導入を積極的に取り入れるなど、様々な取り組みを行なっています。

そして、昼寝を導入している企業が使っている快眠マシンが、「Nap Pod(ナップポッド)」。ナップポッドは、睡眠に最適な姿勢と環境が装備された睡眠マシンの総称です。横になるタイプのものや、座ったまま眠ることができるものなど、様々なタイプが発売されています。グーグルやナイキ、ピザハット、P&G、ブリティッシュ・エアウェイズなど、社員の仕事の効率アップのために取り入れてる企業も増加中だとか!

グーグルで取り入れているのは、「Energy Pod」というタイプのもの(画像下)。これは、体を休める最適の姿勢がとれ、外光と音を遮断し、20分のタイマー機能とリラックスできる音楽も付属されていて、気になるお値段は、8,000ドル(約72万円)! 


グーグルで取り入れている「Energy pod」


昼寝でリフレッシュできたら、社員の仕事がはかどることを理解しているのは、やはり発想が自由で面白い、アメリカの最先端の企業たち。日本の企業にも、睡眠と効率を真剣に考えた取り組みが、多く導入されることを願っています!

Wall Street Journal Blog, Metro Naps,Online MBA.com blog,Designbuzz

(取材・翻訳:山縣美礼)
(文:マイロハス編集部/篠田)



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