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腸美人になるスパイス【あるベジタリアンの食卓】

2014/12/13 13:00 投稿

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夏の暑い季節はスパイスを使ったエスニックな味付けのものが増えますが、冬はやっぱり和食が食べたくなります。南で採れるスパイスは、やはり夏に食べたくなるのかもしれません。

とはいえ、1年を通して使うスパイスもあります。そのひとつが「ヒン」。ヒングやアサフェティダとも呼ばれるこのスパイスは、消化器官をきれいにし、お腹の調子を調えて、胃痛やガス消しの効果があります。キャベツや根菜、豆類など、ガスを発生させやすい食材のときには意識的に使うようにしています。

そのままだとイオウのようなにおいがありますが、加熱をすると玉ねぎのような風味に。私はねぎやにんにくを食べないので(というのも、これらはラジャスな性質があるのです。詳しくは前回「純質は、幸せへの近道」で。)、これらのかわりに使ったりもします。

たいていはフライパンに油とヒンを入れ、弱火で加熱して香りを出してから材料を炒める、というニンニクのような使い方をします。入れすぎには注意ですが、ほんのすこしで味に奥行きが出るので、あると重宝するスパイスです。 

今日食べたもの:車麩の煮物、根菜のグラタンなど

友人が遊びにきてくれたので、この日は品数多めのランチ。

素揚げしてきつね色になった車麩醤油みりんだし汁で濃いめの味で煮たものは、ノンベジの人にも喜んでもらえるメニューです。車麩はお麩の中でもしっかりとした食感。そのまま煮てもおいしいですが、素揚げすることで、よりこっくりとした味わいと、ぷりっとした食感になります。最後にクコの実をぱらり。ちなみにクコの実は目の疲れや、美肌、貧血などに効果があります。

根菜のグラタンはごはんにも合う和風の味付けにしました。アツアツをいっきにテーブルに並べたいときは、オーブン料理が活躍しますよね。こちらもつくり方は簡単です。根菜オリーブオイルヒンでじっくり炒めます。そこに、クリームソースを乗せてオーブンで焼くだけ。クリームソースは穀物を使ってビーガン仕様にしました。キヌアもちきびを炊いて、豆乳でとろみを調整しながらおろし生姜酒粕味噌といっしょにブレンダーにかけてできあがりです。

写真左上の柿とルッコラのサラダは最近の定番メニュー。つくり方はこちらで紹介しています。

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