worn wearとは、その言葉のとおり「着古したもの」の意味で、パタゴニアの提案するworn wearは、過酷な状況のアウトドアライフにおいて、サバイバルのために機能するしっかりしたギアたちを古くなったからといって新しいものにかえるのではなく、修理しながら同じものを使い続ける精神。
実際にバックカントリーで100マイル走ったり、世界中の完璧な波を追いかけてサーフィンしたり、世界的に名高い稜線をトラバース(横断)したり、とアウトドアでの究極を追い求める経験者たちが実践していることでもあります。
もしも手元にもう着なくなったパタゴニアのジャケットがあるなら、捨ててしまう前にいちどworn wear交換会に持っていってみてはいかがでしょう。ほかのworn wearとの出会いが待っているかもしれません。
お好みのものが見つからなかったとしても、パタゴニアの友人であるキース、ローレン、クリス、ダン・マロイが製作した、このそれぞれのworn wearストーリーを紹介する映画『Worn Wear』を観たり(参加費無料、要予約)、温かい飲物をいただいたりすることができます。
年末の狂気的な消費合戦が繰り広げられるなか、そんな時間の過ごしかたもいいと思います。この冬のworn wear交換会は、12月11日渋谷店をスタートとして年内パタゴニアの各ショップにて開催予定。大掃除とワードロープ整理のあいまに出かけてみてはいかがでしょうか。
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