毎年忘年会シーズンになると、たくさん現れる「ふたご座流星群」。1年を振り返りながら流星を見ていると、年内のモヤモヤがひとつひとつ星となって昇華し、スーッと消えていくように思えます。
流星数が500個以上にもなる「ふたご座流星群」条件が整えば、ひと晩の流星数が500個を越えることもある「ふたご座流星群」。ひと晩のうちにみられる流星数が年間最大をほこるなど、流星ファンには人気の高い流星群です。
日本国内における眼視観測(目で見る場合)の観測条件
・見る方向(方角)
流星の出現位置という意味では「どこでも構わない」ですが、月明かりがあるので、「月が視界に入らない方向」でかつ「市街地ではない方向」を見るといいでしょう
・見頃となる時間帯
(第一候補)12月14日日没後~15日2:00(日本時)
(第二候補)12月13日日没後~14日2:00(日本時)
「流星電波観測国際プロジェクト」より引用
最大の見ごろは13日と14日の夜半前今年の極大は12月14日(日)の21時ごろ。夜半過ぎには存在感のある下弦の月が現れます。月明かりの影響をなくしたいので深夜は避け、13日(土)と14日(日)の夜半前が最大の見ごろといえそうです。
夜の早いうちから多くの流星の出現が期待できるので、睡魔と闘わなくて済むのはうれしいところ。ですが、やはり日没後は冷え込むので防寒をしっかりして臨みたいと思います。
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