そんなヘルスコンシャスなニューヨーカーたちのあいだで、コーヒーの代用品としてグリーンティ(緑茶)の人気が定着するなか、先日ニューヨーク初の抹茶専門のカフェ「Matcha Bar」がブルックリンのウィリアムズバーグにオープンしました。
ニューヨーカーにMatchaが評判の理由経営者はアメリカ人兄弟マックスとグラハム。カフェイン中毒だったというふたりが、いろいろなお茶を試しているうちに偶然抹茶に辿りつき、モダンなカフェで抹茶を提供することを思いついたそうです。
抹茶が洋風になっている!?日本の各産地の抹茶を試した結果、愛知県西尾市の小さな抹茶農場から輸入しているそう。ストレートで飲む抹茶ショットや抹茶に加えて、アーモンドミルク、ヘンプミルク、ソイミルク(豆乳)を使用し、さまざまなフレーバーを加えたラテも人気。
私も同店オープン以来、ストレートのMatchaの爽やかな後味と深い味わいが気に入ってしまい、その後も定期的に通っています。
オーナーのひとりであるマックスは、
Matcha を飲んだ時の体の感覚に注意を払うようにって、皆に伝えているんだ。
と教えてくれました。
ニューヨーカーからの評判も上々なようで、常連風のお客さんに加えて、スタッフからMatchaとは何なのか......というレクチャーを受けながら熱心にメニューを見入っているお客さんも多いようです。
抗酸化作用や免疫効果が高いうえに、コーヒーのように一時的なエネルギーだけでなく、エネルギー効果が1日中続き、集中力もアップするというMatcha。最もトレンドを生むエリアであるウィリアムズバーグが発祥となり、よりヘルシーなドリンクとして、今後人気が広がっていきそうです。