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甘え上手は得をする。彼の心をわしづかみにする愛情表現

2014/11/28 23:30 投稿

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こんにちは。マリアージュカウンセラーの斎藤芳乃です。

多くの女性にとって恋愛の悩みになっていることのひとつが「甘え方」です。女性が社会進出し、活躍する機会が増えている昨今、その反面「しっかりしすぎてしまったために、恋愛でもしっかりしすぎて男性に甘えられない」という女性が増えているのです。

今回は「上手に彼に甘えるためにはどうしたらいいの?」というテーマでお伝えしていきたいと思います。

●ときには子どものように振る舞ってみる

まず、甘えるときには「無邪気な子どものように振る舞うこと」が大切です。そして、同時に「自分が彼にしてほしいことを伝えること」が甘えることなんですね。

なぜかというと「甘える」とは、大人がするような、堅苦しく仰々しいお願いではなく、じゃれあう無邪気さや「これをしてくれたらもっと嬉しいな」といった純粋な喜び、軽さをとおして「相手に自分が愛情を求めていることを伝える行為」だからです。

もしも相手に対して、いつもの大人のスタンスで正面から真面目に「お願い」してしまうと、そのお願いがなんだか重くなってしまい、お互いの関係性に緊張が生まれてしまうんですね。けれど、あくまで自分の中の子どもの部分を表現することで、気軽な愛情表現となるのです。

●まずは自分の弱さや寂しさを認めてみよう

では、深刻にお願いするのではなく、上手に甘えるためには、どういったことを意識すればいいでしょうか?

そのためには、相手に何かを伝えることよりも先に「自分が求めている愛着欲求=相手を求める気持ち」を知ることからはじめてみましょう。そして、その気持ちを知ることができたら、それを素直に表現してみます

たとえば「もっと一緒にいたいし、もっとあなたのことを知りたい」という欲求があれば、それを正直に「あなたともっとお話ししたいの!」というように表現してみる。あるいは「ひとりでいると寂しいから、もっと時間を作って欲しい」という気持ちがあれば、それを正直に「もっと一緒にいたいな」というように表現してみるんですね。

このように、甘えるという行動の裏には「自分の寂しさや至らなさ、あるいはもっとこうして欲しい」という気持ちを伝えるという目的が隠されています。しかし、あくまで深刻になりすぎず、子どものように素直に相手にそれを表現することで、相手もあなたの弱さや痛みを理解し「愛してあげる機会」を創ることができるのです。

●断られても根に持たないこと!

もしも自分の気持ちをストレートに表現したとき、相手が断ったとしても、それを根に持ったり暗く考えすぎないことも大切です。

甘えるということは「相手に依存し、相手に自分の気持ちを満たしてもらうもの」ではなく、あくまで「してくれたらうれしい」という希望に過ぎません。「やってもらえたらいいなー」という気軽さが必要であり、絶対にやって欲しい、やってくれなかった、という恨みが生じてしまうと、それは甘えではなく息苦しい支配になってしまうんですね。

ですので、あくまで「やってもらえたらいいな、やってもらえなかったら、また次に考えよう!」という気持ちを大切にしてください。

子ども時代はもっと気軽に自分の気持ちを感じたり、伝え合うこともできたはず。その時のことを思い出しながら、ぜひ明るい愛情のやりとりにチャレンジしてみてくださいね。

couple photo via shutterstock

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