ブルックリンにはおしゃれなデザインがいっぱい! 商品だけでなく、ディスプレイや看板、店の外壁まで小粋なペイントがされています。
街がおしゃれになった理由は、ブルックリンへ移住してきたアーティストたち。もともとマンハッタンで活動していたアーティストが、家賃の上昇などによりブルックリン橋を越えて移住してきたのだといいます。この歴史が現在のように多様なクリエイターのコミュニティを築き、街自体を洗練されたものへと変化させていきました。
たとえばこの「ワイスホテル」はアートがテーマ。もともとはテキスタイルの工場でしたが、いまではブルックリンの顔と言ってもいい位のランドマークとなりました。ホテル内ではアーティストとコラボし、企画を開催したり作品を展示したりもしています。アーティストコラボのオリジナルグッズも発売中で、話題に。
ブルックリンでも有名なドリンクバー、「ブルックリン・ファーマシー・ソーダファウンテン」。 100年以上つづいた薬局(ファーマシー)をリノベートしたおしゃれな店内に、アイスクリームや炭酸飲料の甘い香りが立ちこめます。お店のオーナーは、大学でグラフィックデザインを先攻していたというジアさん。彼女がデザインしたオリジナルグッズも発売中です。
デザイナー発、カラダにやさしい食べ物デザイナー発信で話題になった食品もたくさん。その代表が、こちらで紹介したエンパイア・マヨネーズです。 手作りのやさしい味わいで、カラダに優しいフレーバーマヨネーズとして瞬く間に広まりました。オーナーはデザイナーのエリザベス。シェフ出身のサムとコラボして誕生したといいます。
変わり種ケチャップが人気!そして、最近注目を集めているのが「コルゾ」というレストランの、赤かぶを使った「ビートケチャップ」です。お店のバーガーに合うようにと開発されたケチャップは、ビーツ本来の甘さをいかしたヘルシーなもの。砂糖を極力つかわず、良質のビネガー、塩、スパイスで味付けされているといいます。ナチュラル風のラベルにも注目。
最後にご紹介したいのが、「ブルックリン・ブルワリー」というビールの醸造所。ここでは、ブルックリンの地ビール「ブルックリン・ラガー」が製造されています。特徴的なグリーンのロゴを見たことがある人もいるのでは? 外壁にはエジプト風のユニークなイラストが施されています。
ブルックリンの街にあふれるクールでキュートなロゴやデザイン。見ているだけでわくわくしてきます。このユニセックスな雰囲気がブルックリンの人気を後押ししているのかもしれません。