ベルリンにある、「CTB」というビューティーサロン。ここはマイナス50度の冷たいサウナとして有名。女性だけでなく男性までもが足しげく通うほどの人気です。
マイナス50度のサウナが人気のワケ冷たいサウナの元になっているのは凍結療法という医学的な治療法。リュウマチ患者がその痛みをやわらげるため、あるいはスポーツ選手たちが筋肉疲労を癒すために使われていました。これを、「CTB」が美容目的で取りれたのでした。
「冷たいサウナ」の良さは、いくつかあります。
第一になんといってもその手軽さ。1回の施術は3分と短時間で、マイナス50度に窒素で冷やされたキャビンに顔だけ出せる水着で入るだけ。汗も当然でませんから、メイクを落とす必要もありません。昼休みの合間、あるいはだれかとの約束のまえにふらりと来て、施術を受け、帰っていく。こんな女性がたくさんいるのです。
そしてその効果。値段は50ユーロとお高いながら、たった1回の施術で太ももなどがが平均1センチメートルほど細くなるといいます。血行が促進されるため、セルロイトやニキビ跡の気になる人の肌もなめらかになるといいます。その後も代謝が促されるために、効果が長く続くことが魅力であるといいます。
この冷たいサウナはストレス解消にも良いといいます。極端な冷えを感じることで交感神経が刺激さて、「幸せホルモン」が分泌されるのだとか。なんとなくカラダのだるさを感じている人が、リフレッシュするためにここへやってくることもあるのだそう。
オーナーによると、週3日の施術を1か月間続けることで肌の質感が変わってくるといいます。血圧の高い人や心臓に問題のある人は控えた方がよいといいますが、基本的にだれでも試すことができるそうです。
[CTB]
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