結婚記念日には年数によって名称がついており、各年に相応しい贈り物を夫婦間で交換することがあります。イギリスからはじまったという結婚記念日は、夫婦の絆を重んじるヨーロッパならではの発想。この習慣が日本に伝わったのは明治のことで、明治天皇と昭憲皇太后の銀婚式「大婚25年祝典」が始まりとされています。
【結婚記念日の名称】
1年目・紙婚式
2年目・綿婚式
3年目・革婚式
4年目・書籍婚式
5年目・木婚式
6年目・鉄婚式
7年目・銅婚式
8年目・青銅婚式
9年目・陶器婚式
10年目・錫婚式
(ブライダルデー 夫婦のたんじょうび より引用)
10年間分をざっと見るだけで、あらゆる素材が登場してきます。さて、どのようなものを贈ろうか、悩ましいものですね。テーマはすでに決まっているので、そこからいかにイメージを広げるか、夫婦それぞれで相談しあってもいいですし、サプライズにしても面白いかもしれません。
例えば、結婚1年目は「紙婚式」。白紙からはじまった結婚を意味しています。お気に入りの写真集や手帳、新しいもの好きな相手なら書道入門セットなんていかがでしょうか。シンプルに手紙を贈り合うのも粋なもの。毎年やってくる結婚記念日が楽しみになるような、そしてお互いの興味を垣間みれるような、思い出深い1日にしたいですね。
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