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クリスピーで香ばしい。ドイツ流「玉ねぎタルト」の作り方

2014/10/16 21:00 投稿

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10月初旬、ドイツではブドウの収穫期の真っ最中です。この頃、一番最初に摂れた白ブドウを圧搾し、まだ濁ったままの「ブドウ発泡酒」としてよく飲まれるものが「フェダー・バイサー(白い羽)」と呼ばれるもの。完全発酵し、透明になる前の白ワインなので、まだブドウの甘味が非常に強く、アルコール分が強いジュースのようで本当においしいのです。

南ドイツでは「neuer Susser」(ノイアー・ズーサー)と呼ばれ、天気が良い日はグラスを片手に玉ねぎタルトをかじりながら楽しむのがオツ。今日はこの玉ねぎタルトの南ドイツのレシピを紹介したいと思います。

玉ねぎタルト「ツビーベル・クーヘン」のレシピ

【材料】

<生地>

小麦粉 375g (更にカリカリ感を出すのであれば、一部を強力粉にしてもよい)

オリーブオイル 大さじ2~3杯

塩 小さじ1/2

ドライイースト 15g

牛乳 250ml

<フィリング>

玉ねぎ 1kg

ベーコン100g(細切りにしたもの)

塩・黒コショウ 好みで

キャラウェイ(もしくはマジョラム、新鮮なもの)好みで

フレッシュチーズ、もしくはサワークリーム 大さじ(山盛り)4杯

卵 小3個

【作り方】

1)オーブンを250℃に温めておく。

 

2)生地を作る。ボールに(生温く)あたためた牛乳とイースト、塩を入れて混ぜる。他の生地の材料を入れ、手でこねる。最初はべたべたした感じだが、まとまってくる。丸くまとめ、そのまま上に布巾をかけて30分間室温でねかせる。

 

3)オリーブオイルを入れたフライパンでベーコンを炒め、薄切りした玉ねぎを加えて飴色になるまで弱火でよく炒める。

 

4)フィリングを作る。卵を溶きほぐしたらフレッシュチーズ(もしくはサワークリーム)・ハーブがあるならこれも刻んで加える。先ほど炒めたベーコンと玉ねぎの炒め物をここに加えて混ぜる。塩・黒コショウを加え、味をととのえる。

 

5)打ち粉をして、めんぼうで生地を薄く延ばす。オーブン皿に油をひくかベーキングシートをひき、生地を敷き詰める。生地が厚いとキッシュのようになってしまうので、できるだけ薄く生地を作ることがポイント。

 

6)フィリングを生地の上に均一にのばし、10~15分ほど焼く。全体的にうっすら茶色になったらできあがり。お好みでパセリを散らしてもキレイ。

この玉ねぎタルトの特徴は、イタリアのピザのように、非常に薄くてクリスピーな生地。これに大量の炒めた玉ねぎの香ばしさと、ベーコンのカリカリが絶妙な塩気が合わさり絶妙なバランス。薄く塗られたフレッシュ・チーズ(クリーム・フレッシュ、もしくはサワークリームで代用可)がまろやかで、特にワインを好む女性には赤・白ともに合わせて食してもらいたいです。家庭で手軽に作れることが魅力です。

[badische-zeitung]

zwiebelkuchen via Shutterstock

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