「ベッドに入ればスッと寝られる」という人がうらやましく思えるほど、寝付きの悪さに困っている人も多いようです。薬に頼ってしまうのはたやすいものの、翌朝だるさが残ったり、眠気がとれないこともあるなど、なるべくならば使わない方がカラダにもいいはずです。
そこで、ナチュラル処方好きなフランス人たちが、自然のちからで快眠するために使っている術を紹介します。 レモンバーベナで不安を解消して快眠へ

心配ごとや不安な気持ちでいっぱいの夜は、料理、ドレッシング、デザートにもよく使われる、「レモンバーベナ」のハーブティーがおすすめだといいます。

Femme Actuelle」では、その使い方についてこう紹介しています。

乾燥したレモンバーベナの葉を5グラムを、約1リットルの熱湯に浸し、1日に2〜5杯飲みます。フラボノイドのエキスが鎮静作用をもたらしてくれ、不安感を解消できます。

(「Femme Actuelle」より引用)

レモンバーベナは、アンデス地方を原産とし、古くから鎮静作用をもたらす薬草として利用されてきたといいます。もちろん体に入れるものなので、オーガニックのレモンバーベナがおすすめです。

寝付きの悪さを改善するには

フランスで快眠のためにいいとされているナチュラル処方として、ちょっと意外なものに「レタス」があります。

レタスはレタスでも、「ワイルドレタス」というもので、普通のレタスではあまり効果がないといいます。ワイルドレタスはイギリスを原産地とするもので、日本ではあまり知られていないようです。

フランスの情報サイト「Comment fait-on?」には、次のように紹介されています。

夜に食べるワイルドレタスは不安やストレスを和らげ、神経を落ち着かせてくれる働きがある。そのため、眠気を誘い、穏やかな気持ちで眠ることができる。

(「Comment fait-on?」より引用)


また、「masantenaturelle.com」によると、そのとり方については、こう紹介されています。

ワイルドレタスをサラダとして夕食にたべたり、またはレタス2枚ほどを10分間熱湯に浸し、それをコップ1杯飲みます。ただ、気をつけなければならない点もあり、従来の栽培方法でつくられたワイルドレタスには、カラダに有害な物質が多く含まれるため、あくまでもオーガニック栽培のものを選ぶのが鉄則。

(「masantenaturelle.com」より引用)

ただこのレタス、フランスでは多くの情報サイトで紹介されているものの、実際に試してみるのなら、フランスの専門の薬局などで判断をあおってからの方が賢明といえそうです。

[Femme ActuelleComment fait-on? , masantenaturelle.com]

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