世田谷代田の駅近くにオープンした雑貨やさん「ダイタデシカ」は「ありがとうを届ける道具店」をコンセプトとして、大切な人に贈りたいさまざまなアイテムが揃うお店。特に注目したいのが、このショップがなぜ世田谷代田にオープンしたか? という点です。
肩の力が抜けた町、世田谷代田
急行が止まらない世田谷代田は、下北沢のすぐ隣の駅でありながら、年々過疎化が進み、駅前通りはシャッター通りと仮しているエリア。歩いてみると「ダイタデシカ」の他、こういったお店はありません。
が、実はそんな世田谷代田を盛り上げようと若い世代が動きだしているのです。昨年は「世田谷代田ものこと祭」が開催され、周辺住民のおよそ3000人が駅前周辺に集合。行動を起こす人々によって、少しずつですが地域一帯に変化が起きています。
「一言でいうと、世田谷代田って東京に住みながら田舎のような暮らし方ができるまち」と教えてくれたのは「ダイタデジカ」の代表・南さん。そんな世田谷代田の肩の力が抜けた雰囲気に惹かれた若者たちが移住しはじめ、彼らを「ダイタリアン」と呼んでいるのだとか。
この小さなまちで起こっているムーブメントは、次の世代へと社会を繋ぐ新しい形ではないでしょうか。世田谷代田の今後から目が離せませんね。
[ダイタデシカ]
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