旅の行き先と日程が決まったら、部屋を借りたい人は空室がある部屋をまずは検索。ストゥディオタイプのコンパクトな部屋から、貸し主も住む家の1部屋を貸し出すタイプ、1軒まるごとレンタルの貸し別荘タイプまで、部屋の種類はさまざま。
内容によって当然価格にもかなり幅があります。自分の滞在スタイルとバジェットに見合った部屋を見つけたら、貸し主にコンタクトを取ります。空室日程の確認をすると同時に、立地や環境、バスルームやキッチンの付属品の有無についてなど、気になることがあればなんでも質問して確認しましょう。問い合せのやり取りを繰り返すうちに、その部屋が本当に自分に合ったものなのかどうかが見えてくるもの。本当に泊まりたいと思った時点で正式にオファーをするという流れです。
貸す方にも借りる方にもフェアなシステム正式な予約はクレジットカード決済が済んだ後の確約となるので、貸す方もドタキャンにあうとうリスクの回避ができるわけです。貸す側もゲストを選ぶ権利があり、なんとなく好ましくないという印象を持った相手は断ることができます。
また、借りる方も貸す方も「airbnb」サイト上での口コミ情報によりある程度どんな人なのかチェックが可能。フェイスブックなどのSNSとリンクしているので、SNSサイトをチェックすることでもおおよその人となりを想像することができます。つまり、借りる方にとっても貸す方にとってもなかなかフェアなシステムだということ。
考えてみれば、海外ではホテルステイでも高級ホテルでない限り、私物の保管など気を遣わなければならないのが現状。安宿に泊まるなら、同じバジェットでairbnbを利用した方がセキュリティー度が高いとも考えられます。
貸すほうも同じで、民宿のように電話1本で予約金の必要がない宿泊施設の場合、連絡もなく当日現れない心ないお客さんも少なくないと聞くので、双方にとってメリットを確保したシステムといえるでしょう。
外国人に人気の和室を貸す側になるという選択肢もまた、airbnbの特徴には、通常のホテルや宿泊施設ではなかなかお目にかかれないようなユニークな物件があることもあげられます。超ゴージャスなペントハウスから、ヨーロッパの古城、ツリーハウスに泊まるなんていうのもあり、部屋を探しているだけでもワクワク感が高まります。
日本を訪れる外国人旅行者には畳の部屋が人気だそう。なんてことはない和室が喜ばれるというので、使わない部屋があるという人は思い切って貸す側になってみるという選択もありです。百聞は一見にしかず。チャンスがあればせひ1度利用してみては?
[airbnb]
girl with suitcase via Shutterstock