マタニティブルーは以前からよく耳にしていましたが、最近「産後うつになった」という話話を聞くことが増えました。さらに、女性だけではなく、突然の環境の変化や育児に慣れなることができないといった理由で男性にも増えているそうです。
心地よいホテルで助産師さんのケアを受ける
そんな中、9月1日より始まったサービスが「産後ケア&レスパイト ホテルパッケージ」。産前産後ケア推進協会と近畿日本ツーリストの共同企画で、ママたちの心と身体のケアを、日常から少し離れたホテルという空間で行うもの。
妊娠や出産は女性の心身に大きな変化をもたらし、その後1年くらいかけてゆっくりと元に戻っていきます。しかし、日常は育児に家事にバタバタ。すぐに職場に復帰する方も多いでしょう。「産後ケア&レスパイト ホテルパッケージ」は、そんな産後特有の心身の変化を踏まえながら、それぞれのママたちに合わせて助産師さんが個別のケアを行ってくれる、産後ケア専門のプログラムなんです。
夫婦水入らずの時間も!
主に初めて出産を経験した産後3~8カ月の母親と赤ちゃんが対象で、1泊2日をプランの基本としています(3泊4日まで対応)。予約後、ホテルにチェックインすると助産師さんが待っていてくれるので、自分の要望を伝えながらオーダーメイドでケアプログラムを作成してもらいます。
内容は、母乳マッサージやベビーマッサージといった身体のケアから、離乳食の始め方、卒乳の方法、産後によい食事などについてアドバイス、おばあちゃんのための孫育て講座といったものまで。さらにいいなと思ったのが、助産師さんに赤ちゃんを預けて夫婦2人で食事をすることもできること。これならゆっくりと安心して、久しぶりに夫婦だけの時間を過ごすことができますよね。普段、不安や不満に思っていることを話せば、よりお互いの絆も深まりそう!
プレゼントや福利厚生にもぴったり
このプログラムは、東京では三田のセレスティンホテル、早稲田のリーガロイヤルホテル東京、水道橋の庭のホテル 東京、また、千葉県銚子市犬吠埼の別邸 海と森で実施中です。両親や親戚を頼りづらいときや、里帰り出産から戻ったあとなど、助産師さんの助けを借りたいときにぴったりです。さらに、自分へのご褒美や、姉妹や友だちにギフトとして贈るのもいいかもしれません。また、企業から従業員へのお祝いや、育児支援、復職支援などで福利厚生として活用してくれたら、女性社員は嬉しいですよね。
産後ママの心と身体を癒し、不安を解消するだけではなく、親になることへのサポートもしてくれる「産後ケア&レスパイト ホテルパッケージ」。レスパイトとは休息を意味する言葉です。助産師さんのもとで、疲労回復だけではない最高のレスパイトを送ってください。
mam and baby via Shutterstock