Photo:Ariane Rousselier, 2012, Moscow, Courtesy: Home Movie Factory Association

『恋愛睡眠のすすめ』(2006)、『エターナル・サンシャイン』(2004)など、遊び心いっぱいの映像で心にじわっと温かいものが広がるストーリーを紡ぎだした映画監督、ミシェル・ゴンドリーの展覧会が、9月27日より東京都現代美術館ではじまります。

この「ミシェル・ゴンドリーの世界一周」展では、彼の過去のミュージックビデオをインスタレーションで鑑賞できるだけではありません。ぜひおすすめしたいのはゴンドリーが考案した独自の映画制作方法を使い、来場者が実際に映画作りに参加することができる体験型展示「ホームムービー・ファクトリー」

Photo: Bernard Bisson/ JDD / SIPA, 2011, Paris, Courtesy: Home Movie Factory Association

「ホームムービーファクトリー」ではその日に出会った10人ほどでグループを組み、脚本からキャスティング、演出、撮影まですべて3時間で行うというワークショップ型の展示。会場内の喫茶店、路地裏、電車、森、オフィスなど12の映画セットで、オリジナル短編映画を作るのです。想像しただけでワクワクしてきませんか?

何度もやってみたいという人が続出するのを予測してでしょうか、展覧会単体では珍しいパスポートチケット(大人2400円)も発売。5回目の来館日にはゴンドリー監督のサイン入りグッズが先着100名までにプレゼントされる特典も用意されています。

ワークショップは定員制で、毎週水・土・日・祝日開催。最後には上映会を行い、みんなで講評をしあうそうなので、時間に余裕をみて、狙っての参加がよさそうですね。詳しい参加方法は、東京都現代美術館のウェブサイトで確認を。

Photo: Ariane Rousselier, 2012, Moscow, Courtesy: Home Movie Factory Association

[「ミシェル・ゴンドリーの世界一周」展]

会期: 9月27日(土)―2015年1月4日(日)

休館日: 月曜日(10月13日、11月3日・24日は開館)、10月14日、11月4日・25日、

年始年末休館 12月28日―2015年1月1日

開館時間:10:00~18:00 (入場は17:30まで)

会場:東京都現代美術館

主催:公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都現代美術館、ホームムービー・ファクトリー協会

後援:在日フランス大使館 アンスティチュ・フランセ日本

特別協力:TOKYO FM

協力:NECディスプレイソリューションズ株式会社/ 本田技研工業株式会社/ カンディハウス/ アニエスベー/ エスモード ジャポン/ 日本大学芸術学部映画学科

観覧料:一般 1,000円/ 大学生・65歳以上 800円/ 中高生 600円/ 小学生以下 無料

RSS情報:http://www.mylohas.net/2014/09/040760michel_gondry.html