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眠っていた足裏の感覚がよみがえる。はだしになって歩く公園

2014/08/21 23:00 投稿

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「テーマパーク」というと、アトラクションが並んだにぎやかな場所、といったイメージがあるかもしれません。今回紹介したいのはそれとはまったく逆の「テーマパーク」。五感を使って「歩く」ことに注目、そして「癒し」をテーマにしたドイツのある自然公園です。 入り口で荷物を預けたら、あとははだしで歩くのみ


その公園があるのは〝シュバルツバルド"と呼ばれるドイツの黒い森。そこに行くだけでマイナスイオンいっぱいの澄んだ空気に包まれます。夏でも気温は春先のような低さで、鼻から息を吸い込むと、ひんやりすると同時に痛いと感じるほど。濃い色の針葉樹が多いせいか、独特な香りと雰囲気が漂っています。

入口付近ですべての荷物を預けたら、あとははだしになって歩くのみ! 一人でのんびりするために来る人もいれば、恋人同士でピクニックしに来たり、小さな子供と家族で散歩をするためにやってくる人々も。

全長2.4Kmのルートの間には木材チップの道、砂、小川、泥の中、小さな吊り橋やガラスのゾーンなどのテーマが各所あり、かなり歩きごたえがあります。ゆっくりと時間をかけて歩くことで、「硬い、柔らかい、温かい、冷たい、早い、遅い」といった足裏感覚を楽しめるのです。

さまざまな足裏感覚を体験できる場所

泥のネットリ感に悲鳴を上げる人、おがくずの中で泣く赤ちゃん。それぞれの感じ方に笑顔をもらいながら、「歩く」こと以上の何かを体験できるのが最大の魅力です。小さな子供たちにも配慮されているため、非常に安全。「はだし教育」にぴったりの場所として人気で、ここで子供の誕生日会やバーベキューをする家族も多くいます。

足の裏には多くのツボが存在し、それらが刺激されることにより筋肉の発達や脳への刺激に役立ち、さらに内臓器官や皮ふを強くすることなどがよく知られています。常日ごろ、靴下や靴を履いている私たちの感覚は遮断されてしまっているため、つい「感覚を刺激してあげる」ことのすばらしさを忘れがちです。

自宅でもできるだけはだしでいる時間を作り、さまざまな刺激を与えることで、足裏の感覚を磨いておきたいものです。

[裸足の公園Barfusspark Dornstetten]

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