1. コントロール・フリークである
「americanki」によれば、コントロール・フリークは物事を計画することから始まり、進行のプロセス、結果に至るまで自分自身で決め、実行し、自分の思うようにやりたいタイプ。自分の満足度が高いことが何よりも重要なため、本当に心から話しあえたり頼れる友達が少ないのが特徴。
知らない間に部下にとてつもないプレッシャーを与えている可能性が高いのだそう。
2.「まだ足りない」と思ってしまう
完璧主義者の目指すところはとても大きなゴール。目標が山のように高く、たとえどれだけ努力しようが時間を費やそうが「まだ足りない」と思ってしまうのだそう。
結果のためならば何でもするし、また過ぎたことなのに自分へのダメ出しが多く「こうすればよかったかも」と反省ばかり。失敗や妥協を極端に恐れるため、いろんな側面から重箱の隅をつついてしまうのです。「自分の力の及ばない範囲」については、必要以上に手を出さないことを決めるのが吉です。
3. 幼少期に「いい子」だった人
精神科医の調査では、完璧主義というのは子供時代にすでに形成されるのだそう。親は通常、自分の子供に多くを期待するわけですが、そのプレッシャーが大きくなりすぎた時、子供はジレンマを抱え親のエゴのトラップにかかってしまうのだそうです。
逆に、失敗を許せる自分を持つ人は「無条件の愛」を持って育った人。つまり、完璧主義かどうかは、親からの教育の影響が大きいのだそうです。
自分の思い通りになることは少ない冷静に考えると、自分ひとりの力だけでなし遂げたことなんて、そうたくさんあるものではないことに気づきます。多くのできごとは、自分だけでなく、たいてい外的要因が影響しているもの。すべてをコントロールできることの方が少ないのです。
だから自分だけの軸にこだわりすぎてしまうと、自分自身をすり減らすばかりでなく、結果的に、人をも巻きこんでしまう恐れがあります。
完璧な人間など存在しないことが念頭にあれば、転ぶ勇気もわくでしょう。ただ、転んでもタダでは起きないことを忘れずに。失敗もきっとあなたにとってプラスの経験になるはずです。
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