子どもたちがつくる朝ごはん【根本きこの島ごはん】

夏休みは時間がゆっくり流れています。

「お腹空いた！」という声が響く朝、おとなはもうちょっと寝ていたい......。
そんな気持ちを察してくれ、最近は子どもたちが自分で朝ごはんを作ることが出来るようになりました。

それはほんとうにうれしい、ありがとう。

得意メニューは玉子もの。目玉焼き、玉子焼き、茹で玉子。玄米の上にハムエッグをのせて、お醤油をたらり。子どもたちは玉子が大好きなだけに、殻を割るときも慎重です。

玉子がないときは、自家製のグラノーラに豆乳、またはカナダからやってきたヨーグルト菌で発酵させた濃厚なヨーグルトをかけて。

この季節のグラノーラは、やんばる東村の特産品のパインをたくさん加えて作っています。甘酸っぱく仕上がって夏の朝食にぴったり。パインの種類も豊富で、Nパイン、ゴールドバレル、ゆがふ、ゴールデンサマー、ピーチパイン、スナックパイン......。

他にも季節の果物のマンゴーやドラゴンフルーツをドライにして、グラノーラにしています。材料はオーツ麦、全粒粉、米ぬか、塩。ここにてんさい糖とメイプルシロップとピュアオイルをしっかりと混ぜて、好きなナッツもざくざく入れてオーヴンで焼きます。1度返してふたたび焼いたら出来上がり。好みのスパイスやドライフルーツを加えればよりおいしい。

勝手にぱっと朝食をすませ、目の前の川に遊びに出かけていく子どもたち。
昼にまた「お腹空いた！」と帰ってきたら、冷やしうどんでも茹でようかなーと、うとうと。