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持続可能な未来ってなに? アーティストと一緒に考えてみた

2014/08/14 00:30 投稿

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『カウシップ』©Stephen Mushin

お盆休みに帰省される方も多いと思いますが、昔に比べて、ずいぶんと街並みが変わってしまったなと感じることありませんか?

エコロジーをテーマにしたアーティスト

8月18日(月)からスパイラル1Fのスパイラルガーデンでスタートするスティーヴン・ムシン展「Now, If, What, Then 'Farming Tokyo ーみんなとつくるまち' 」は、オーストラリアのメルボルンで活動しているアーティスト、スティーヴン・ムシンの日本初個展

彼は、エコロジーで持続可能な未来都市をテーマに、子どもとのワークショップを通じたインスタレーションやドローイング、パペットワークなどを通じて、サステナブルかつ、楽しげな空想未来を描くアーティストです。そんな彼が、この度、未来の東京を大胆に作り上げます。

イマジネーションをフルに

今回展示するドローイング作品も食物連鎖や自然エネルギーの利活用をベースに描かれています。東京の食文化や生活スタイルなど地域に根付いたエッセンスを取入れるために、東京農業大学の学生とのワークショップを繰り返し行い、制作したそう。

『クライミング焼鳥バー』©Stephen Mushin

そのドローイングが実にユニーク! たとえば、「クライミング焼鳥バー」は、オフィスの屋上で鶏が育てられているのですが、鶏は昼間、オフィスの窓から捨てられる生ゴミを食べ、その後、太陽光で焼かれます。

また、オフィスに備えつけられた焼き鳥バーは店主のペダルパワーで上下します。その他にも「コンポストザウルス」と題した移動式トイレの巨大コンポストロボットは、人の排泄物を蓄え、それを肥料にしてお腹で果物を栽培します。

『コンポストザウルス』©Stephen Mushin

自分の住む街だからこそ自分たちで考えよう!

会期中にはアーティストと一緒になって未来の都市像について話し合い、会場に設置されたマグネットウォールに絵を描いていくワークショップも開催されます。

こちらは子どもと家族向けになりますが、その他にも自由に未来の在り方を語りあう学生、社会人向けのワークショップも行われる予定。"みんなとつくるまち"と展覧会のタイトルにもなっているように、将来の理想の街並みをスティーヴン・ムシンとともに考察していきます。

環境問題を考えよう!というと、つい深刻で複雑な思考になってしまいがちですが、スティーヴン・ムシンが描く世界には、遊びや仕掛けがいっぱい。本当に実現したら楽しいですし、これなら環境問題もより身近に感じるはずです。

[スティーヴン・ムシン展「Now, If, What, Then 'Farming Tokyo ーみんなとつくるまち' 」]
会期:2014 年8月18日(月)~8月31日(日)11:00~20:00 会期中無休
会場:スパイラルガーデン(スパイラル1F)〒107-0062 東京都港区南青山5-6-23
入場料:無料
お問い合せ:03-3498-1171(スパイラル代表)

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