まずは癒しのハーブ代表、トゥルシー。その素晴らしい薬効の数々から 、西洋ではホーリー・バジル(聖なるバジル)という名前がつけられました。
インドではハーブティーとして飲むのが一般的です。非常に強い抗ストレス、抗酸化作用があり、またノンカフェインのため、夜に飲むお茶やコーヒーを飲んでいる人は、トゥルシーティーに替えるだけでも不眠に効果的。
次は「インドの朝鮮人参」と呼ばれているアシュワガンダ。朝鮮人参は刺激が強いため摂りすぎると逆に身体に負担となるおそれがあるのですが、アシュワガンダはおだやかな効きめによりその心配がありません。「サフランロード」によると、自律神経を正常化し心の不安を取りのぞく効果があるため平常な睡眠サイクルを促し、睡眠からのスッキリとした目覚めをもたらしてくれるのだそう。
最後は、数あるインドハーブの中でもとりわけ霊性が高いとされているハーブ、ブラフミー。仏教では梵天と呼ばれている神さま、ブラフマーが名前の由来となっています。神経と脳に効くハーブであり、とにかく精神の鎮静効果にすぐれているためヨーガ行者が瞑想をする際に摂取することも。 日本では「ツボクサ茶」という名前で手軽に飲めるお茶が販売されています。
夜眠る前に飲むとおだやかでスムーズな眠りへと導いてくれます。
[サフランロード]
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