忙しい日やストレスを感じるとき、どうしても甘いものが食べたくなりますが、同時に「太るからガマンしなきゃ......」という気持ちも働き、よけいストレスになってしまいます。そんなとき耳にしたのが、甘いものが欲しくなる気持ちを軽減する方法。
甘いものが欲しくなるのは自然な反応教えているのは、食習慣アドバイザーの中山裕美さん。
「頭を多く使うと交感神経が優位になって緊張状態になり、甘いものを食べたると副交感神経が優位になってリラックスするので、甘いものを欲しくなることは自然な反応なのです」とのこと。
とはいえ食べ過ぎや常習化はよろしくないので、欲求そのものを軽減する方法を教えているそうです。その方法は、
「ストレスを感じたら、甘いものが食べたくなる前にマッサージをする」
という、いたってシンプルな方法です。
食べること以外のリラックス方法を持つことがポイントマッサージで副交感神経が優位になるとカラダはリラックスするため、甘いものを食べたい気持ちが自然に軽減されるのだそう。食べること以外のリラックス方法を持つことが食べ過ぎ防止につながる、という考え方です。中山さんも実際に、リラックス効果を導く「鎖骨マッサージ」をおこなっているそうです。
鎖骨マッサージの手順
１．鎖骨の反対の手の親指を横にして、親指を鎖骨と平行にします。
２．鎖骨上部のくぼみの内側に親指をぐいっと入れ、腕を外側に10回まわします。
鎖骨上部の静脈周辺に集中するリンパの流れをよくして、凝りやすい首から肩甲骨周りの動きをスムーズにすることで、カラダの緊張をほぐします。ポイントはゆったりと動かすこと。必死にやると交感神経が優位になってしまいます。
ストレスや緊張を感じたらその場で緊張をリリースすることが、甘いもの欲求を抑える秘訣のようです。さっそく今日からはじめてみようと思います。
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