いつかはやろうと思っている家具の配置換えや部屋の模様替え、「やらなくちゃ......」と思うとドッと疲れる日々の細々した片付けなど、片づけるのが苦手という人に片付けの意識を変えてくれる、こんな素敵な文をみつけました。 大きな片付けはあと20年の自分のため

片付けもインテリアも「どう生きていきたいか」なのだと思います。

(中略)

若い頃は定まらなかったライフスタイルも、40代を過ぎれば誰でもある程度決まってくるもの。それによって昔より今の方が「必要なものの見極め」はしやすいのですから、思い立ったら早めに、家の見直しに取りかかりたいものです。

(ここまで『これからの暮らし方』20ページより引用)

家具の配置換えや部屋の模様替えといった大きな片付けは、あと20年をどう生きたいのか、今後の自分を想像しながらできると思うと確かに楽しめそうです。

ですが日々の小さな片付けの場合、同じことの繰り返しだし、後始末という気持ちも先立ち、途端につまらなく感じることも。

日々の小さな片付けは明日の自分への思いやり

整理収納コンサルタントの本多さおりさんは、著書『暮らしのつくり方』の中でようなことを言っています。

"明日の自分に優しくする"という心がけがスムーズで気持ちのよい暮らしを生み、毎日の小さな幸せを生みだしていく

(ここまで『暮らしのつくり方』8ページより引用)

日々のこまごました片付けは後始末ではなく、未来への準備であり、明日の自分への思いやりという見方もできるのですね。

片付けを大切にするということは、自分をも大切にするということ。そう見方を変えるだけで、片付けがもっと好きになってきました。

[これからの暮らし方, 暮らしのつくり方]

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