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子どもの頃に戻った気分。絵本の世界への招待状

2014/07/10 22:00 投稿

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世界最大規模の絵本原画コンクールの作品展が間もなく開催されます。 歴史ある、絵本原画コンクール

カトリン・シュタンゲル『クマみたいに強く』の原画 ドイツ (c)Katrin Stangl

スロヴァキア共和国の首都ブラティスラヴァで2年ごとに開催される世界最大規模の絵本原画コンクール「ブラティスラヴァ世界絵本原画展」。

このコンクールは、歴史が古く、隣国のチェコ共和国と合わせてひとつの国チェコスロバキアであった1967年からスタート。昨年は、24回目の開催で、世界49カ国から2,000点を超える作品がエントリーされたほど大規模なビエンナーレです。

特徴としては、実際に出版された絵本の原画が審査の対象になっているのでクオリティーが高い点。また、アーティスティックなものや実験的でユニークな作品が集まることでも知られています。

スロヴァキアから届いた世界中の絵本

ダニエラ・オレイニーコヴァー『13 歳』の原画 スロヴァキア 金牌 (c)Daniela Olejníková

7月19日( 土) から平塚市美術館でスタートする「ブラティスラヴァ世界絵本原画展 ―絵本をめぐる世界の旅―」は、昨年行われたコンクールで、高い評価を受けた作品を紹介する展覧会。グランプリをはじめとする受賞作品が一堂に介します。

ドイツ、トルコやスイスなど世界中から選ばれた絵本の原画は色彩が鮮やかだったり、緻密なタッチだったりとそれぞれ特徴はありますが共通するのは、あたたかみや優しさ感じる点。

想像力を働かせたり、感受性を育てながら、世界の文化も知ることができます。

きくちちき『しろねこくろねこ』の原画 日本 金のりんご賞 (c)きくちちき

また、昨年のコンクールでは準グランプリに相当する「金のりんご賞」を日本人作家2人が受賞するという快挙を成し遂げたこともあり、日本人作家による出品作品も多く展示されます。

近年、絵本の読み聞かせが注目され、子どものためではなく、大人が絵本に触れることのよさも改めて見直されています。

日々忙しくて、余裕がない方にこそおすすめしたい絵本の世界。子どもの頃に戻ったような気持ちになるかもしれません。

[ブラティスラヴァ世界絵本原画展 ―絵本をめぐる世界の旅―]

・場所 平塚美術館

・開催期間 7月19日( 土) ~ 8月31日( 日)

・開館時間 9:30 ~ 18:00(入場は17:30 まで)※期間中、開館時間を延長します

・休 館 日 月曜日 ただし、7月21 日( 月・祝)は開館、翌火曜日休館

・観覧料金 一般800(640) 円、高大生500(400) 円

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