真剣に向き合ってきた相手との別れは悲しいものです。そして、相手のことをなかなか忘れられず、前に進めないことも時にはあります。例えば、相手が使っていた香水と同じ香りがするたびに、相手とよく聞いていた音楽を耳にするたびに、それらの思い出がよみがえってきて、後悔や絶望の気持ちに駆られ、負のスパイラルに陥ってしまうものです。

そこで、少し勇気を出すだけで、効果的に相手のことを忘れられるという方法をご紹介します。 1. 「彼」の香りを、ほかの誰かの香りに

別れた相手と同じ香水の匂いをかぐたびに思い出してしまうなら、自分が頻繁に会う人で、かつとても慕っている人に同じ香水を贈ります。そうすることで、この香りの記憶が新たにその人と結びつき、相手を思い出さなくなるでしょう。

私たちは、幼少期にかいでいた匂いと同じ匂いに遭遇すると、懐かしい気持ちになるものです。それほど、嗅覚の記憶というものはその印象も強くなりがち。過去を思い出す原因となるものと向き合うことで、相手を忘れるというわけです。

2.もはや「私たち」の映画や音楽ではない!

ふたりでよく聞いた音楽を、「私たち音楽」とせず、「私の音楽」にしていきます。大きな声で歌ってみたり、曲に合わせて踊ってみたりして、楽しいと思える瞬間を過ごしてみます。これができたら、次はふたりでよく見た「私たちの映画」を、「私の映画」に変えていきましょう。

失恋時にいちばんつらいのは、彼と過ごした時によく聞いていた音楽や、一緒に肩を並べて観た映画を思い出すこと。その度に、2人で過ごした時のことが思い出されてしまい、後悔や悲しみに暮れてしまうものです。それならば、その悲しみの原因となる音楽や映画を、今この瞬間の、自分だけの思い出に変えてしまおうという試みをしてみるのです。

3.思い出の場所を「私」のお気に入りの場所に

彼と一緒に行った雰囲気の良いカフェや自然が溢れる公園。思い出を抜きにしたらいい場所なのに、彼と別れて以来、あえてその場に行かないなんてもったいないはず。

そこは、あなただけの居心地の良い場所にだってなれるということを忘れてはいけません。

友達を連れて、そのお気に入りの場所へ行き、新たに楽しい思い出をつくってみては?

彼との思い出を抜きにしても良い場所ならば、あえてそこを避ける必要はない、という考え方です。自分の人生なのだから、彼との思い出に左右されることなく、好きな場所へ行き、楽しい時間を過ごすことができたら、堂々と次のステップへと踏み出せそうです。

これらの方法は、失恋を思い出してしまう原因とあえて向き合い、制覇するというもの。ちょっと勇気がいりますが、思い切って踏み切ったその先には、とまっていた時間が動きだし、新たな視界が見えてかも知れません。

[BIBA]

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