これまで3000人以上の恋愛・結婚にまつわる相談を解決してきました。その中で、よく寄せられる悩みを例にあげ、「なぜか普通の幸せが手に入らないの......」と悩む女性たちに向け、その対処法を紹介していきます。
女性が30代からお付き合いをしようとすると、どうしてもその彼との結婚もセットで考えてしまうものです。多くの女性が、結婚の決断をできなかったり、婚約後のマリッジブルーをなかなか解決できなかったり......。
人間関係には必ず相性というものがありますが、それは血液型や星占いといった部分だけで決まるものではなく、年収や学歴といった社会的な条件だけでも決まらないため、いつの時代も女性の悩みの種です。
今回は、そんな女性たちの「いまの彼は結婚して、ずっと一緒にいられる人でしょうか？ 彼との相性を知りたいです」という悩みについてです。
●おたがい支えあえるかどうか人はかならず得意なことや、その反対に苦手なことがあります。
たとえば、ある女性は、優しく心遣いができて家庭的であったとしても、物事の計画を立てることや、稼ぐことは苦手かもしれません。
たくさん働いてどんどん稼ぐ素敵な男性であっても、家事が苦手だったり、くつろげる居住空間を作ったり、栄養管理をすることは苦手かもしれません。
結婚とは、ばらばら生活をするものではなく、ひとつの人生を二人で創りあげていくものです。自分が苦手なことであったとしても、相手が自分をおぎなえれば良いですし、反対に、相手が苦手なことは、自分が積極的に与えるという関わり方ができます。
そのため、おたがいの弱さを二人で補えるかどうか、あるいは受けいれられるかどうかの見極めが結婚への大切なポイントになります。
●まずは、自分の良さを認識まずは、自分の得意なことや資質を徹底的に磨いてみます。得意なことで、相手に「貢献できるかどうか」を見極めていきましょう。
人に優しく気遣うことでもいいですし、論理的に話ができるという能力を磨いてもいいですし、家事でもいいですし、しっかりと健康や生活を整える姿勢でもいいですし、どんなことでもかまいません。
「私はこれが得意で、ずっと続けてきた」ということにフォーカスします。「自分が快くできること」を表現しながら相手と関わっていくことで、その人との相性が見えてきます。
「自分自身が快くできること」を相手も喜んで、快く受けいれてくれたり、感謝してくれる人ほど、相性が良いということになります。
●自分の苦手なことを知る自分の良さを自覚できるようになったら、次は、自分の苦手なところも認識し、同じように、彼が快くフォローできる人かどうかを見極めてみましょう。
たとえば、自分が計画的に物事を進めることが不得意ならば、それが得意で一緒に取り組んでくれるとか、自分が勇気を持てないときに精神的な支えになってくれるとか、などです。
そして、そんな相手の助けに対して、自分に純粋な感謝があるとしたら相性が良いと言えます。
おたがいに苦手・得意なことを持った人間として関われるようになっていくと、相手のことをどんどん理解し、協力しあうという関係性を作れるようになっていきます。
その信頼感をおたがいが持てることで、親密さが深まり、揺るぎない絆へと変えることができるんですね。
いつも与えるばかりでは自分が犠牲になってしまいますし、また、受けとるばかりでも相手から奪うだけの人生になってしまいます。
自分一人ではできないことがあったとしても、相手の助けを安心して受けとることができれば、一人では成し遂げられない幸せな人生を送ることができるようになります。
あなたが持っている個性を活かし、そして相手の個性を認めながら、協力しあって素晴らしい関係を築いていってくださいね。
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