梅雨のあいだは忘れてしまいがちですが、真夏はもうすぐそこ。今は、夏休みの予定を考えるもっとも楽しい時期かもしれません。
夏の旅行といえば海が人気ですが、ただ海に行くだけではもう満足できなくなった私が、今1番注目しているのは、国内なのに野生のイルカとドルフィンスイムができる島です。
野生のイルカと満天の星空と巨樹の森それは周辺海域に野生のミナミハンドウイルカが約120頭も暮らしていることで有名なイルカの楽園、伊豆諸島の御蔵島です。飼育も餌付けもされていない自然なイルカの姿は、人々の心を魅了してやみません。
そんなイルカたちと泳げるのはもちろんのことですが、じつは御蔵島の魅力はそれだけではないのです。生命力溢れる巨樹の森、そして満点の星が輝く夜空も、ほかではなかなか味わえない贅沢な環境です。
ドルフィンスイムができるツアーが便利ドルフィンスイムをする場合は御蔵島の各宿に直接、宿泊とウォッチングの申し込みを行えば大丈夫なのですが、はじめての人にはツアーが便利です。
たとえばひとりで参加するのが不安だという人は、男女ともに1人で参加する人が多いという東京ダイビングセンターのツアーがおすすめ。またダイビング初心者の人にはシュノーケルレッスンができたり、ドルフィンスイム参加前後に体験ダイビングもできるべたなぎのツアーもおすすめです。
東京の竹芝桟橋から船で数時間で行けるとあって、週末旅行としても楽しめる御蔵島。今年5月には赤ちゃんイルカが3頭も確認され、ますます賑わいをみせています。
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