そんな身近な存在のビーズですが、装飾としてだけではなく、民族衣装として富や身分を象徴したり、あるいはそれ自体に祈りを込めることもあったりと、地域、民族、宗教などと関わり、世界中いたるところで作られてきました。
世界中のビーズを集めた「世界のビーズ」展
そんな多種多様なビーズが紹介されるのが、6月18日(木)から文化学園服飾博物館でスタートする「世界のビーズ」展。
交易品として珍重されたガラスビーズ「トンボ玉」や、ヨーロッパの華やかなビーズ刺繍のドレス、象徴的な意味を持つアジアやアフリカの各民族の衣服や装身具など、約40か国のビーズが展示され、世界でどのようにビーズが使われていたのかを見ることができます。ビーズを通して、知らない土地の知らない民族の生活を想像したり、歴史を辿っていくのもおもしろそう!
長い歴史を経て、今では、コンテンポラリージュエリーの中にも使われるビーズ。装飾品だと思っていたら大間違い。この機会に違った角度から、ビーズを楽しんでみてはいかがでしょうか。
期間:2014年6月18日(木)〜9月13日(土)
会場:文化学園服飾博物館
住所:東京都渋谷区代々木3-22-1 新宿文化クイントビル
TEL:03-3299-2387
時間:10:00〜16:30
※6月27日(金)、9月5日(金)は19:00まで開館、入館は閉館30分前まで。
休館日:日曜日、祝日
※8月3日(日)、24日(日)は開館。夏期休館は8月10日(日)から17日(日)まで。
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