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今と昔を同時に体感できるブロックマーケット開催

2014/05/23 22:00 投稿

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深夜営業するダイニング・バルや映画をオールナイト上映する「コレド室町」がオープンし、大人も遊べる街として再び注目を集めている日本橋エリア。最近では海外からのお客さんを意識したお店も増えてきています。

日本橋室町のお隣、日本橋小伝馬町。奥州街道に沿って家康入国以前から往来のあった地で、かつては、職人の町として賑わいをみせていました。その名残は今でもあちこちに見られ、また、昔ながらのおいしい名店も点在。連日、グルメ通をうならせています。

最近ではデザイナーやクリエイターたちが事務所を構え、新しいムーブメントを発信している場所でもあります。

江戸時代初期から続く「べったら市」の前身

そんな日本橋大伝馬町で江戸時代初期から続くのが「べったら市」。「べったら市」とは、恵比須講に必要なものを売るための市だったのですが、浅漬け大根のべったら漬けがよく売れたことから「べったら市」と呼ばれるようになり、秋の風物詩として毎年、飲食の露店が約600店並ぶお祭りとなっています。

そんな「べったら市」ですが、その昔は「くされ市」と呼ばれていたんです。

秋に開催される「べったら市」をさらに盛り上げるべく、今回、前身となる「くされ市」が、長い時間を経て、現代に蘇ることになりました。

大伝馬町のストリートを封鎖して開催

5月25日(日)に初めて開催される「日本橋くされ市」は、大伝馬町のストリートを封鎖し、ブロックマーケットが誕生。

アクセサリーやフェアトレード雑貨の販売、蚤の市、フリマ、クリエイターズマーケット、ギャラリーといった店舗が並びます。特徴的なのが、江戸より続くまちの企業も参加するという点。日本けん玉協会のブースでは、今、再び流行しているけん玉の技を習うことができたり、検定の認定まで行われます。

「小津和紙」は和紙小物の販売、享保3年創業の高級刷毛・ブラシの専門店「江戸屋」からはブラシの販売など老舗も一緒になって盛り上げます。飲食店も出店するので、食べて、飲んで、ワークショップで体験もできて、お買い物もできる「日本橋くされ市」。一日中楽しめそうです。

街の人たちは老若男女関係なく、まるでみんなが家族のようにあたたかいのでそんな雰囲気も感じることができます。

"歴史"と"今"を同時に感じることができる、日本橋大伝馬町でしかありえないお祭りがはじまります。

第一回「日本橋くされ市」 
5月25日(日)

時間:11時〜19時

場所:大伝馬町えびす通り特設会場

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