春の足音が聞こえて来たとある日の午後に、「美しい風景を眺めたい」と行ったのは、フィレンツェの全景が見渡せることで必見のミケランジェロ広場からさらに坂や階段を使って登った所に位置するサン・ミニアート修道院(Abbazia di San Miniato al Monte)です。
モザイク、フレスコ画があふれるオリエンタルな空間
この修道院の広場から眺めるフィレンツェは城壁外にあふれる豊かな緑が、町を抱きかかえるように見えて、このコンストラストは町の美しさが倍増します。
この建物は1013年から建築が始まったそうで1001年の年月を経てここに残っている事実だけでも胸が高鳴ります。
中に入ると保存状態の良い美しい彫刻や、モザイク、フレスコ画であふれていて、どこから眺めたら良いのか迷うほど。色彩豊かな木製の天井を眺めていると一瞬アジアのかの地に気持ちが飛んで行ってしまう程のオリエンタルな風格。
力強く教会内に差し込んでくる午後の光で、身も心もシャワーを浴びた気分になりました。
神父さんに祝福をお願いすることも広場にあるショップの営業はボランティアの有志の方々と修道院の神父様たちが協力しあってオープンをしているので営業時間も変動しますが、内容が充実していてお勧めです。
BIO栽培された植物で作られたアロマオイルや、お菓子、手作りの石鹸をはじめ、修道院ならではのお護りになるメダル購入時に、神父さんがいらっしゃれば祝福をしてくだるようお願いできます。
フィレンツェで一番のお勧めスポットです。
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