この季節になると楽しみなのは、街中にマグノリアの花や桜が咲いて、花屋の店先にライラックや芍薬の花が沢山並び始めることです。今日の午後は、娘を幼稚園に迎えに行って手を繋いで帰る途中に、ピンクの花吹雪が日差しの中でヒラヒラと降ってきて、まるで映画の中にいるように綺麗でした。
この頃、園芸土の重たい袋を運んでいる人をよく見かけるのですが、NYは大都会だからこそガーデニングが好きな人が多いのかもしれません。とくにブルックリンは玄関の脇が小さな庭になっているタウンハウスが多く、その反対側は大抵、庭になっているので、種蒔きであるこの時期、園芸店は大繁盛しているようです。
私達も先日、裏庭で育てる種を探そうと、近所に出来たWhole Foods Marketに行ってきました。
昨年は、紫蘇やヨモギ、三つ葉など、アメリカで手に入りにくい葉物の種をカリフォルニアから購入して、食べられるものばかり育てたのですが、今年はどうしようかな。娘はヒマワリをリクエスト。店を覗いてみると全てオーガニックなうえに、面白いテーマの種が沢山あってワクワクしてしまいました。
例えば『シンデレラ』という名前のカボチャや、蝶が好きな花を集めた『Butterfly Flower』、『Earth Tone』という虹色のトウモロコシなど。袋のデザインもとても可愛いらしくて、ひとつひとつジックリ見てします。
数袋選んで、野菜のコーナーを覗くと、これまたカラフルなものが沢山! レインボーカラーのチャードや、珍しいオレンジ色のビーツなど、色とりどりで幸せな気分になりました。
日本も今から梅雨入り前まで、新緑が清々しくて気持ち良い季節が続きますね。
どうぞ素敵な春をお過ごし下さい!