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出産祝いに喜ばれる、赤ちゃんとママが一緒に使えるスキンケア製品

2014/05/06 21:00 投稿

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ベビーアイテムは可愛いものが多く、プレゼントを贈る方も選ぶのが楽しくなります。最近は可愛いパッケージのベビー用スキンケア商品が多くありますが、赤ちゃんの肌はとくに薄くて敏感なので注意も必要。そこで、化粧品開発者でコスメ成分アドバイザーの尾崎幸子さんに、赤ちゃんの肌にも安心なスキンケア商品の選び方を聞いてみました。 保湿をメインで考える

赤ちゃんでもママでも、共通して必要なものは「保湿」です。肌の乾燥は外的要因も大きく、年齢に関係なく起こります。おすすめの保湿成分としては、ヒアルロン酸、コラーゲン、エラスチン、セラミド、天然保湿因子(アミノ酸やPCAなど)など。これらはお肌の上で水分を保持してくれます。また、植物油、動物油などは、水分蒸発を防ぎ、外的刺激からお肌を守ってくれます。

シンプルな作りになっていること

赤ちゃんは元々敏感肌、そして出産後のママの肌も敏感です。食べ物アレルギーがあるように、化粧品成分にも「合う・合わない」があります。成分の種類が多すぎると合わない成分に出会ってしまう確率が増えますので、メインの保湿成分以外に含まれる○○エキスなどの美容成分は5~10種類以内で選ぶのが良いです。

また、新しい成分に関しては効果、副作用ともに未知の部分があるので、敏感な肌の方は、いままで化粧品に使われた実績が多い成分を選ぶと良いです。

油分は軽めをセレクト

赤ちゃんのお肌は乾燥している部分と油分が多く出ている部分の両方が存在します。重い油分のものはベタつきやすいので避け、比較的軽い、植物性オイルなどを選びましょう。また、固いテクスチャーは塗布する際、肌の薄い赤ちゃんの負担になりますので、柔らかいものを選びましょう。

「シアバター・オリーブオイル・コメヌカオイル・アルガンオイル」、これらはすべて植物性油脂です。

できるだけ安心な成分を選ぶなら

負荷があるために、敏感肌や肌が弱っている時などには不向きな成分があります。

合成香料(成分表記に香料とだけ記載されているもの)、フェノキシエタノール、パラベン、メチルパラベン、安息香酸、合成着色料(青色●号や赤色●号と記載されるもの)、紫外線吸収剤など。また、傷口がある肌などにはエタノール(アルコール)はしみますので、アルコールフリーがベターです

化粧品の安全性は子供も大人も同じ、と尾崎さん。赤ちゃん用は余ってしまうという声も先輩ママから聞きますので、スキンケア製品を出産祝いで贈るなら、お産を頑張ったママへのご褒美も兼ねて、ママと子供が一緒に使えるものにするのもアイデアですね。

[コスメ成分アドバイザー 尾崎幸子]

happy-child via Shutterstock

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