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ムリしない。完璧主義をやめて、等身大の愛を手に入れる

2014/04/12 00:00 投稿

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こんにちは。マリアージュカウンセラーの斎藤芳乃です。

これまで3000人以上の恋愛・結婚にまつわる相談を解決してきました。その中で、よく寄せられる悩みを例にあげ、「なぜか普通の幸せが手に入らないの......」と悩む女性たちに向け、その対処法を紹介していきます。

●彼の期待に違和感......

素敵な異性と知り合えたのだけれど、その人が自分に求めていることにちょっと違和感を感じてしまう......とか、そのせいで彼と親しくなることができなかった、という経験に心当たりはないでしょうか?

恋愛をするのに自分にピッタリの人に巡り会えないという背景には、「自分自身の誤った人物像が周りに認識されてしまっている」という問題が隠れています。

今回は、あなたにピッタリの人と巡り逢うために、あなた自身を表現する方法をお伝えしていきたいと思います。

●自分の姿は人にどう認識されている?

たとえば女性らしい装いをして、いつも笑顔で健気でいるように努力するといった、理想の自分を目指してポジティブに演出することは、周りの人たちにもとても良い印象を与えます。

しかし、自分を過剰に演出し、「創った自分」だけを見せ続けていると、やがてその人の周りには「創ったあなた」を求める人ばかりが集まってしまいます。

他者は、あなたがだけが知っている「本当のあなた」を認識してくれることはありません。あなたがこれまで表現し続けてきたものだけを、他人は、あなたの姿として認識するのです。

●自分の一面だけを見せるリスク

元気な姿でいるようにして、いつも人に優しくするように心がけていると、他者はその人を「いつも元気な人」「いつも優しい人」と認識し、その人のまわりに集まり、関わるようになっていきます。

このように、自分の一面だけを周りに印象づけてしまうと、人からはその側面での関わりを求められるようになります。

たとえば、優しい自分や、元気な自分だけを見せ続けていた場合、もしもその自分を表現できないと、「どうして優しくしてくれないの?」「いつも元気だったのになんだか愚痴っぽくてらしくないね」というように、周囲が求める自分と、本当の自分が乖離してしまうことがあるのです。

理想の自分を求めることは、素晴らしいことです。

しかし、こうして「本当の自分ではない自分像を周囲から期待される」ようになることで、だんだんとその「良い自分」「素晴らしい自分」しか許されなくなってしまう、という環境を作ってしまうことがあります。

●あなたには、いろんな面があっていい

だからこそ、実際には、普段から周囲に対して「素晴らしい自分以外の自分」を、意識して上手に見せていくことも大切になります。

たとえば、完璧に仕事をするだけではなく、「じつはここが不得意なんだ。教えてくれる?」と弱さを見せていれば、「あの人は完璧だから任せちゃえ」というような認識をされることもありません。

誰にでも優しくすることではなく、ときには「ごめんね、今はできないんだ」と自分の力を制限することで、「あの人はいつも優しいから受け容れてくれるだろう」という他人の依存心を避けることができます。

こうして弱さも、できないことも、苦しみも持った「ありのままの自分」を上手に表現できるようになると、誤ったあなたを印象づけることはなくなります。より「本当のあなた」を受け容れてもらえるようになるんですね。 

ぜひ完璧主義に陥ることなく、あなた自身のために、上手に等身大の愛を導いてあげてくださいね。

 wedding image via Shutterstock

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