いま花粉症への効果が期待され、注目を集めている野菜がレンコンです。
レンコンのさまざまな栄養素もともと食物繊維が豊富な野菜として知られていましたが、レンコンにはあのネバネバの元であるムチンをはじめ、ポリフェノール、タンニン、カリウムなど様々な栄養素が含まれています。
花粉症を抑える効果も期待さらに、抗アレルギー成分があるといわれ、花粉症をはじめとする一部のアレルギーに効果が期待できるのだそうです。とくにアレルギーの予防や改善に役立つ乳酸菌と組みあわせて摂ると、その効果はさらに期待できるものになるそう。
ちなみに東洋医学でレンコンは、古来より薬効のある植物され、止血作用、利尿作用、抗炎症作用、胃潰瘍、十二指腸潰瘍の予防、咳や痰の鎮静作用などに使われてきたようです。
調理方法はさまざま地味な野菜と思われがちなレンコンですが、さまざまな食感が楽しめるので料理の面から見てもとても万能。薄く切ったものは、キンピラや茹でてサラダに添えシャキシャキ感を楽しめます。
モチッとしたレンコン独特の食感が欲しいなら、厚めに切って煮物に入れたり炒めたり、おろして豆腐や鳥ひき肉とあえれば、レンコンがつなぎの役割を果たすミートボールやハンバーグ風に。ヘルシーで美味しいメニューが広がります。
「毎日食べても飽きない」が、アレルギー対策の食品のポイントだと感じていますが、それを満たす優秀な野菜なのです。
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