若者がどんどん離れていき、高齢化や過疎化が進む地方都市。総務省によると、2060年には2.5人に1人が65歳以上となることが見込まれています。
そんな高齢化問題をネガティブではなくて、ポジティブなイメージとして発信していこう!という思いのもと作られているフリーペーパーがあるんです。
日本一の長寿県、長野県で誕生したフリーペーパー「鶴と亀」は、地方にいるイケてるじいちゃんやばあちゃんたちをスタイリッシュに紹介。地方でしか出来ないものを地方から発信することに挑戦したフリーペーパーです。
ページを開くと、たくさんのじいちゃん、ばあちゃんが!農作業をしていたり、コタツに入って団らんしていたり、お祭りに参加したり、雪かきをしていたり......。
登場するじいちゃん、ばあちゃんたちは、みなさんとても生き生きしていて、いい表情。
地方でたくましく生きるその姿がリアルに伝わってくるものばかりなので実際に会ったことないのに、自分たちの祖父や祖母のように思えて親近感も湧いてきます。さらに、じいちゃん、ばあちゃんたちの着こなしもキュート!
サングラスのかけかたもスタイリッシュ!フリーペーパーならではの自由な発想で作られている「鶴と亀」。すぐに捨てられるフリーペーパーではなくて、デザイン雑誌のような作りなので、ぜひともアーカイブしておきたい!
また、気軽に手に取ることができるからこそ、若者をはじめ、多くの人に届く。そのことによって、地方のよさを再認識し、若い世代の人たちが自分たちでも何かできるかもしれないと思い、行動するきっかけになるかもしれません。
長野県を中心に東京都内や埼玉県、千葉県などのレコード・CDショップやセレクトショップなどに置いてあります。手に取って、じいちゃん、ばあちゃんたちの姿を見てみてください。元気をもらえますよ。
[鶴と亀]