いろいろな種類のハーブティーをつなげてみるとますます魅力的に。
生活雑貨や古道具、食べもの、作家作品などを扱う京都のKit。上洛のたび立ち寄る大好きなお店で、あらたなお気に入りができました。
それは、京都在住のアロマセラピスト・makaが作るハーブ&ドライフルーツのブレンドティー。
これからの季節、花粉症で不快なときに飲みたいパインミントのお茶。
バイオレットレモン、リンデンレモン、パインミント、ベリーブルーローズ、アプリコットカモマイル、アップルジャーマン、ルビーラベンダーと種類も潤沢なうえ、1袋315円からと求めやすい値段。最初は1種類ずつまとめて買って、ひと通り味わったあとで自分の好みを掴むのがおすすめ。
疲れたときは、ベリーブルーローズ。ストレスや不眠にアップルジャーマン。頭痛や生理痛の緩和にルビーラベンダー。消化を促したり、花粉症で不快なときはパインミント。神経の高ぶりを抑え、リラックスしたいときにはバイオレットレモンやリンデンレモン。
素材や効能、美味しい飲み方や保存方法を記した紙がついているので、ハーブティー初心者でも安心です。
makaのお茶は、透明のポットで淹れると美しさが際立ちます。
我が家にはお茶専用の透明ポットがないので、ケメックスのコーヒーメーカーで代用。
まずは、身体の中央から温め、冷えによる不調症状を緩和し、不要な緊張や違和感を解いてくれるアプリコットカモマイルを味わいました。あんず、菊花、カモマイルジャーマン、シナモン、レモンピール、ジンジャーのブレンドで、香りだけでもすっと心が鎮まります。
アプリコットカモマイルを飲み終えて。出がらしさえも綺麗。
一煎目は草花の香り、二煎目はドライフルーツの甘さというふうに、数度に渡って楽しめるうえ、最後はフレーバーウォーターにアレンジもできて、たっぷりの充実感。湯に浮かぶ美しいハーブやフルーツの色合いも楽しめるよう、ケメックスのコーヒーメーカーをポットがわりに。出がらしさえも綺麗で、しばらくお皿にのせて観賞したほど。
お茶を家で保管するのに......仕事机のすぐ横につるしてみました。オーナメントのよう。
1回分の茶葉が詰められた金魚袋のような愛らしいパッケージも、チャームポイント。私はKitの店主にならって袋同士をつなげ、オーナメントのように飾りながら部屋に保管しています。贈りものにするのなら、かしこまって差し出せる、8袋3,000円の箱入りも用意いただけるそう。
京都の古民家で営むカフェ「好日居」では、定期的にmakaのアロマワークショップを開催。オーガニックのホホバ、カレンデュラ、ローズのキャリアオイル、エッセンシャルオイル、蜜蝋などを用いて、全身に使えるマッサージオイルを作ったり。
makaは、「自分でできる花粉症症状への対処法」や、化粧水やマッサージオイルを作るワークショップも開催しているそうなので、いつか参加してみたいなあ。