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イライラは内蔵からのSOS。セルフケアで内側の声を聞く

2014/03/17 08:00 投稿

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「自分の内なる声を聞く」という言葉を耳にすることがあります。「内側」とは心のことではなく、中国のタオでは、ずばり「内臓」を指すのだそうです。 内蔵を癒すセルフマッサージ

古代中国から伝わる道教タオでは、喜怒哀楽といった感情が内臓を傷つけてしまうと考えられています。そこで、気功によって内臓を直接ケアしていくのが「チネイザン」と呼ばれる内臓マッサージ。通常のチネイザンはセラピストが施術するものですが、不調を感じるたびに施してもらうのでは、対症療法とそう変わりません。それよりも、徹底的に自分で自分を治すセルフケアが大切と考えているのが、内臓美女育成塾「たまよろ庵」を主催するYukiさん。著書「キレイを呼ぶ-氣内臓-デトックスマッサージ」で、チネイザンを誰でもできるようにアレンジしたセルフマッサージ法を紹介しています。

春先はイライラには「肝」のケア

チネイザンのベースになっているのが「陰陽五行説」。5つの要素は、「肝・心・脾・肺・腎」の五臓をはじめ、季節、色、味などあらゆるものに当てはめられています。著書では、この五臓それぞれに直接アプローチしていくマッサージの方法のほかに季節や月のリズムにあわせたケア方法が紹介されています。いまの春先の時期にとくにケアしたいのが「肝」。次のような症状が思い当たるときは、肝臓からのSOSです。

・朝ぱっと起きられない
・イライラする
・右肩がとくにこる
・足がつりやすい
・便が硬くて出にくい
・目がかすむ、充血
・生理不順
(「キレイを呼ぶ-氣内臓-デトックスマッサージ」30ページより引用)

肝のチネイザンをやることで、こういった症状が改善されるほか、貧血やめまいにも効果があるといいます。

肝のチネイザンの方法はこちら。まず本のイラストを見ながら肝臓の位置を確認します。手を当てて、硬かったり、冷たかったりしたら感情が溜まっている証拠。指の先や腹を使って押したり、くるくると回してもみほぐしていくと、それだけで肝臓のデトックスになり、仕事中イライラしたときなど、いつでもどこでもできます。

内臓が元気に働いてくれると気持ちも穏やかに、毎日がイキイキとしてきます。本当のキレイは内臓から。そう実感できるようになりました。

[たまよろ庵,キレイを呼ぶ-氣内臓-デトックスマッサージ]

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