矢史靖監督によって映画化、今年公開される三浦しをん原作の「神去なあなあ日常」は、日頃馴染みのない林業の世界を若者の目を通して描かれた青春小説。
これまで知らなかった森や山を守るという仕事や、林業の魅力を教えてくれる内容で注目を集めています。
週末農業ならぬ週末林業を体験「よこはま里山レンジャーズ」では、横浜市内の緑地の樹木管理を対象とした、気軽に参加できる林業体験のボランティア活動を企画しています。これは、定期的な人手不足を解消することと、山や森の仕事に興味がある人が最初の一歩を踏み出しやすいようにすることの、双方への架け渡し的役割を果たすもの。
いきなり本格的に山に籠るというわけにはいきませんが、横浜で緑地の保全活動を通して、樹木の扱いや林業のアレコレを体験できるとあれば、興味がわきます。ガッツリ体験したい人、ちょっとだけ体験したい人と参加者の嗜好によって体験内容にも様々なアレンジがされるので、週末農業の延長くらいの軽い気持ちで体験できるのが嬉しいポイント。
こういった体験は、将来趣味と実用が兼ねられる日がくるかもしれないものです。興味がある人は、ぜひチャンスがある時に積極的にトライして、自分の経験枠を広げてみるのもよさそうです。
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