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味噌と箸があればいい。フランスで秘かに流行中のダイエット

2014/03/01 23:30 投稿

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痩せたい人はフォークやナイフではなく、あるものを使ったほうがいい......。日常のなかのちょっとした工夫で痩せられることを、フランス人が教えてくれました。

昨年末にユネスコ無形文化遺産に登録された「和食」。フランスでも日本料理の人気が年々高まってきています。

フランスの健康サイト「Topsante.com」は、「世界で2番目に肥満率が低いのが日本。和食を食べると痩せる」と紹介しています。たしかにバターをたっぷり使うフランス人の食事にくらべたら和食はローカロリー。フランス人から見た「和食観」は、私たち日本人に新しい視点をくれそうです。

味噌汁を大絶賛

私たちが何気なく飲んでいる味噌汁については、「空腹を紛らわせてくれるうえにローカロリー」と、紹介しています。 

 お腹を満たすためには食事前に水を一杯飲むのが良いとされてきました。味噌汁もこれと同じ役割をするようです。そのうえ、カロリーが少ないのにわかめや味噌といった栄養価の高い食品が入っています。毎日味噌汁一杯を飲むだけで、痩せられるのです

(「Topsante.com」から引用)

これはあくまでも、食べ過ぎなくてすむ結果やせられるということを言っているようです。味噌汁を飲むと空腹が避けられるため、あながち噓でもありません。

「箸」で痩せるワケ

フランス人はナイフとフォークを使って食事をしますが、日本人は何といってもお箸。食事の道具であるお箸についても、こんなことを言っています。

 ゆっくりと咀嚼しながら食べることも、痩せる方法のひとつ。食べ始めてから脳が満腹感を感じるまで、約15分かかると言われています。

箸を使って食べると、一回に口に運ぶ量が少なくなります。食べる時間が長くなり、食べ過ぎ予防になります

Topsante.com」から引用

日本人は箸を使えるので、丼物を10分で食べられるという人も少なくないはず。これは必ずしも日本人には当てはまらないかもしれません。でも、フランス人にとって箸を使うのは至難の技。食べるのに時間がかかるわけです。

ほかにも、「何皿もの料理を少量ずつ食べる和食は、種類が少なく量の多い洋食にくらべ、300キロカロリーも低い」と述べています。野菜の煮付けやお新香など、何皿もの料理を用意する日本料理の概念は、フランス人にとって新鮮のようです。

食文化の違うフランス人から見ると、私たちが普段気にしないことにも価値があります。

Topsante.com

Portrait image via Shutterstock

(下野真緒)

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